じぞういん (つばきでら)|浄土宗|昆陽山
地蔵院(椿寺)へのアクセス・駐車場
近くの駅 | ◼︎京福北野線 ◼︎京福北野線 ◼︎JR山陰本線 Googleマップ等で出発地からのアクセスをご確認ください。 情報提供: HeartRails Express |
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参拝時間 | 9:00~16:00 |
電話番号 | 075-461-1263 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
ホームページ | https://jizouin.exblog.jp/ |
駐車場に関する投稿

大阪府東部・京都市の寺社仏閣巡りの3ヶ寺目は、大阪府から離れて京都府京都市北区に在る昆陽山 地蔵院です。通称は椿寺。
浄土宗で、本尊は五劫思惟阿弥陀如来。
この本尊・五劫思惟阿弥陀如来坐像は1/1~1/3に開帳、観音堂本尊の十一面観音立像は1/1~1/3と春・秋の彼岸の間と8/23,24に開帳されます。よって、1度で2度(1粒で2度)おいしい正月に訪れた次第です。
726年に聖武天皇の勅願により行基が摂津の昆陽池のほとりに寺院を建立し、地蔵院と号したのが始まりと伝わります。平安時代に衣笠山の南に移されたが、1391年に内野の合戦で焼失。荒廃を惜しんだ足利義満が金閣寺造営の余材で仮堂を建て地蔵菩薩を奉安。1589年には豊臣秀吉の命により現在地に移った。元々は八宗兼学の寺院であったが、1761年に浄土宗とし知恩院の末寺となり、本尊を現在の五劫思惟阿弥陀如来とした。元の本尊である地蔵菩薩は地蔵堂に安置され、鍬形地蔵と呼ばれている。
大阪はそれほど道は混んでいませんでしたが、京都市内は交通量が多く、遠くないのに時間が掛かりました。こちらは北野天満宮の近くです。
山門横に2台分の駐車場がありますが満車でしたので、もう1つの駐車場へ行ったら1台分だけ空きがありましたので停めさせて頂きました。
一条通沿いに山門があります。山門前には本尊・五劫思惟阿弥陀如来の特別拝観の案内。山門をくぐると短めの参道の正面に本堂と思いきや地蔵堂があり、右側手前から庫裏、本堂、手水(手水の奥側に境内社)、観音堂です。左側は墓地。本堂前には豊臣秀吉が献木したという「五色八重の散椿」がありますがまだ蕾でした。(初代は惜しくも枯死、現在は2世。例年の開花時期は3月下旬~4月中旬だそうです。)
手水で清めてから、境内社(弁財天、椿大神、鎮守社)で手を合わせてから観音堂へ。堂の外から
十一面観音立像を拝観、高さ約160cmの一木造、脇侍が雨宝童子と春日龍神で三尊形式。穏やかなお顔で衣が綺麗です。この像が何故無指定なのかわかりませんが、後世の改修があるのでしょうか。
隣の地蔵堂には、元の本尊である地蔵菩薩立像「鍬形地蔵」。高さ約180cm、下半身は残念ながら見えません。頭から肩に蒲団が被せてありましたが、理由はわかりませんでした。
本堂は庫裏から。庫裏の玄関で靴を脱いで上がらせて頂き本堂へ。須弥壇の真ん中に本尊・五劫思惟阿弥陀如来坐像、下陣からの拝観です。高さ約90cm、アフロヘアです。合掌していらっしゃってふっくらとして可愛らしいです。
(五劫思惟阿弥陀如来坐像で有名なのは奈良市の東大寺、五劫院)
玄関の所に納経所がありましたので御朱印(書置きのみ)を頂きました。
椿の開花時期に再度お邪魔したいです。
御朱印(洛陽三十三観音霊場)
山門
参道(正面に地蔵堂)
本堂
本尊・五劫思惟阿弥陀如来
(ネットから転載)
手水
弁財天、椿大神、鎮守社
観音堂
十一面観音立像と脇侍の雨宝童子と春日龍神
地藏堂
地蔵菩薩「鍬形地蔵」
世継地蔵尊

京都市北区にあるお寺です。
「京の冬の旅」の特別拝観でお参りしました。
近くの駐車場に車を停められたので これはラッキーと思ったのですが 甘かった。
テレビでも取り上げられ ホトカミでも何人も投稿されていたのです そりゃ参拝者が多いに決まっています。
警備員がおられて 山門からつづく列の最後尾に並びました。
時々小雨が降り 傘をさしてしばらく並んでいたら
「90分以上は覚悟してください」と言われ 後ろの方には「120分・・・」
本堂では説明が聞けるとのことで そのサイクルが20分おき それが4サイクル以上待つとのことでした。なんと 境内にも50人以上が並んでおられるそうです。
ぶつぶつぶつぶつ・・・待ちましたよ待ちました。
山門まで30分 本堂までさらに40分。少しだけ早かったです。
本堂では学芸員さんと思われる女性が説明をしてくださいました。
この学芸員さん 他のお寺でもお目にかかった気がします。
明るくて気さくな方でした。
主にご本尊の五却思惟阿弥陀如来と十一面観音立像とゆかりのある天野屋利兵衛さんの話でした。
玉の大きなそろばんと 天野屋利兵衛さんの巻物も展示されていました。
ご本尊はテレビで見たのと同じ 頭の大きな阿弥陀如来さんでした。
五却思惟阿弥陀如来が本尊とされるお寺は多くないそうで ほとんどが脇仏だそうです。
「かわいい」という声も聞かれましたが かわいいですか?私はそうは思わなかったのですが。。。
山号は昆陽山 宗派は浄土宗 ご本尊は五却思惟阿弥陀如来 創建年は神亀3年(726年) 開山は伝・行基 別称は椿寺です。
本堂とご本尊は 檀家さん以外では1300年の歴史で初の一般公開だそうです。
そりゃ混むわ。
待ったことで余計に心が満たされました。
ネット情報です。
神亀3年(726年) 行基が聖武天皇の勅願によって摂津国の昆陽池(こやいけ)のほとりに建立したのが始まりと伝わる。
平安時代に衣笠山の南に移されたが 室町時代の明徳2年(1391年)に勃発した明徳の乱で焼失した。
しかし 足利義満が金閣寺建立の余材をもって再建し 地蔵菩薩を奉安した。
天正17年(1589年) 豊臣秀吉の命によって現在地に移された。
当寺はそもそも八宗兼学の寺院であったが 寛文11年(1671年)に善曳和尚によって浄土宗寺院となり 知恩院の末寺となった。
この際に本尊が善導大師作で重源上人が招来したとされる五却思惟阿弥陀如来となっている。
鍬形地蔵や木納屋の地蔵と呼ばれていた元の本尊である地蔵菩薩は地蔵堂に移されている。
かつて書院の前庭には 名な「散り椿」があり これが椿寺という異名の由来になっている。
初代は惜しくも枯死し 現在は樹齢約120年の2世椿が花を咲かせており 京都市の天然記念物に指定されている。
五色八重散椿は 1本の木に濃淡様々な色合いの花が見られ 散り際も花びらが1枚ずつ散り美しいと 秀吉も愛したという名木である。
また 同じく境内にある八重紅枝垂桜と同時に見頃を迎えるため 4月中旬には椿と桜の美しい共演が見られる。
京の冬の旅の看板
山門
鍬形地蔵尊の提灯
由緒書
石柱3柱
散椿の庭
鍬形地蔵尊
六角形の台はなんじゃろ
内陣
観音堂
三社 弁財天 椿大神 鎮守社
本堂
寺務所
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