あんようじ|時宗|慈圓山(略して円山[えんざん])
安養寺のお参りの記録一覧
桓武天皇の勅命により、伝教大師が創建されました。
比叡山延暦寺と同時代に建てられたお寺です。
歴史を感じます。
法然上人の吉水草庵の旧跡でもあります。
親鸞聖人も29才の時か、六角堂の観世音の夢のお告げに従って吉水に参入念仏門に投ぜられたそうです。
「京都のいろは」というサイトで興味のある記事を見つけました。
江戸時代以降、安養寺の六阿弥と称される六つの塔頭寺院が席貸しの営業をはじめ、景色の良い貸座敷として民衆が集まる遊興場となり賑わったという
六阿弥は坂本龍馬、中岡慎太郎といった幕末の志士たちも利用していた他、大石内蔵助ら赤穂浪士が円山会議を開いた地としても知られている。
唯一「左阿弥」だけが現存しており、今も料亭として営業している。
円山公園には「龍馬と慎太郎の像」がありますよね
帰りに通ったのですが
写真を撮っておけば良かったと後悔しています。
調べれば調べるほど、歴史上の人物の名前が出てくるので面白いです。
境内からの眺め
創建は延暦年間。平安時代には荒廃していたが、青蓮院は慈円の援助を受け、法然上人がここに「吉水草庵」を建て、教えを広めた。
しかし後に起きた法然の流罪をきっかけに、慈円がこの吉水草庵を元の安養寺として再興した。
この慈円の名を取って山号を「慈円山」とし、明治政府によって境内のほとんどを官収され、公園として整備されたのが「円山公園」である。
今でこそ市民公園だが、元はこの寺が大伽藍であった頃の境内である。
円山公園の東、長楽寺からさらに奥へ進んだ先に建つ。
本堂。住職ご不在でした。
東山、っつうくらいだからまあ階段の上にあるんですわ。
眺めはよさげ。
ふもとの弁財天も、この寺の一部。
そんな安養寺「元」境内、円山公園の紅葉も色そぞろ。
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