南禅寺のお参りの記録(1回目)
京都府蹴上駅

十年前に参拝しています。当時は「見た目」しか興味がなかったのですが、水路閣が禅寺の風景に溶け込む様子に感動を覚えました。異質なのに異質ではない。不思議な感覚です。借景なども人造と自然が溶け合います。

異質を排斥するのはカンタンです。明治や文化大革命のように。
無秩序や混沌を生むのもカンタンです。東京の街並みやグローバル主義のように。

しかし、美しく調和を保って異質を取り込んでこそ美意識と呼ぶのでしょうか。南禅寺さんの水路閣からは言葉には表せないものを常に学ばせていただける謙虚さをいただきました。ありがとうございます。