豊光寺

京都府 今出川駅

そのまま参道を北に向かって歩きました｡
右側に豊光寺様が立地されていました｡

豊光寺様は臨済宗相国寺派の塔頭寺院です｡
御本尊はし釈迦牟尼仏
をお祀りされています。

1598年に相国寺九十二世である西笑承兌によって
豊臣秀吉の追善のために創建されました｡
西笑承兌が入滅された後は徐々に衰退されました｡
それに拍車をかけたのが1788年の大火でした｡
明治に入り獨園承珠が豊光寺様の焼失を嘆き
再建されました｡

西笑承兌は豊臣秀吉､徳川家康からの信頼が篤く
外交官の役割を持たれていました｡
関ケ原合戦の際に直江兼続より西笑承兌宛に
送られた書状が有名な｢直江状｣です｡

豊光寺様も境内に進むことが出来なかったので
外から手を合わせさせていただきました｡

相国寺塔頭。相国寺中興の祖と言って間違いない豊臣秀吉公の没後、西笑承兌が追善のため創建。西笑承兌は秀吉・家康の政治顧問を務めるなどかなりの実力者であり、崇伝・天海と並び称される「黒衣の宰相」だったとのこと。そしてこの方は歴史上重大な２つの手紙にまつわる人物でもあります。一つは明国から秀吉公に送られた「日本国王に封ずる」の国書でこの手紙を秀吉に読み上げた結果・・・😅上杉家とのパイプ役を担っていたゆえ、家老・直江兼続からの手紙を・・・もうおわかりですかね😅歴史的にも面白そうな寺院なので拝観可能時期が来れば参拝したいですね😊

相国寺の塔頭です。
通常非公開寺院のようで　中に入ることができませんでした。
相国寺春の特別拝観にあわせて再チャレンジしたいと思います。