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しょうりゅうじ|真言宗豊山派独鈷山(とっこうざん)

青龍寺
高知県 波川駅

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巡礼

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四国八十八箇所第36番

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くるくるきよせん
くるくるきよせん
2024年05月19日(日) 18時51分55秒
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1泊2日四国八十八か所巡り 2日目の2寺院目です。
清瀧寺の山道でドキドキしながら 次は海沿いやから大丈夫やろ と心を落ち着かせながら車を走らせました。
確かに海沿いの道を気持ちよく走ったのですが 最終的にはやっぱり山の中でした。もっとしっかり勉強してからお参りしなければなりませんね。
無料の駐車場に車を停め 納経所の前の階段を上っていきます。
ふと見ると 階段脇に小さな石仏がありました。よくよく見ると ミニ八十八か所の石仏さまでした。
全部写真に収めようかと思ったのですが これ けっこう広範囲に散らばっていましたので諦めました。
石段を上がっていくと 中段ぐらいに仁王門がありました。
左手には聖天堂や水子地蔵尊などがあり 瀧行の滝もありました。
滝を見るとテンションが上がるのは不思議です。
石段を上がりきると 正面に本堂が表れます。
内陣も拝見できたのですが ご本尊様 新しい様に見えてしまいました。
本堂手前左右にも不動明王様らしき立像があり こちらの方が雰囲気が出ているような気がしてしまいました。
大師堂と薬師堂もこちらの境内にあります。
石段を下りる途中 三重塔がありました。こちらは新しく再建されたもののようです。
石段を下り切り 御朱印を拝受してから 麓の本坊と恵果堂を拝見しました。

山号は独鈷山 院号は伊舎那院 宗旨宗派は真言宗豊山派 ご本尊は波切不動明王 創建年は(伝)弘仁6年(815年) 開基は(伝)空海(弘法大師)です。

ご真言とご詠歌は
本尊真言:のうまくさんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん
ご詠歌:わずかなる泉にすめる青龍は 仏法(ぶっぽう)守護の誓いとぞきく
でした。

由緒については
弘仁年間(810年 – 824年)に空海(弘法大師)によって開基されたとされる。
入唐求法の遣唐使として 恵果和尚より真言密教の奥義を伝授された空海が 帰国の折 有縁の地に至るように祈願して独鈷杵を東方に向かって投げた。
空海はその独鈷杵がこの山中の松の木にあると感得し 嵯峨天皇に奏上。
弘仁6年(815年)に恵果和尚を偲び 唐の青龍寺と同じ名の寺院を建立したという。
本尊の波切不動は 空海が乗った遣唐使船が入唐時に暴風雨に遭った際に 不動明王が現れて剣で波を切って救ったといわれ 空海がその姿を刻んだものであると伝える。
江戸時代初期には荒廃していたが 土佐藩2代藩主山内忠義によって正保年間(1644年 – 1648年)に再興された。
しかし 宝永4年(1707年)には地震と津波で大きな被害を受け、江戸末期に再建された。
とありました。
この地震って 南海トラフ地震のことでしょうか。この山寺でさえ津波の被害を受けるとは 恐ろしい。

青龍寺(高知県)

納経所の前から石段が続きます

青龍寺(高知県)
青龍寺(高知県)

手水は龍でした

青龍寺(高知県)

大師像なのかな

青龍寺(高知県)

ミニ八十八か所 金剛頂寺さんです

青龍寺(高知県)

少し上った所に仁王門があります

青龍寺(高知県)

寺標は墨の字でした

青龍寺(高知県)

これ 何というのでしょうか よく見かけます

青龍寺(高知県)

聖天堂

青龍寺(高知県)

水子地蔵尊

青龍寺(高知県)

水子地蔵様 後ろに不動明王かな

青龍寺(高知県)

瀧行の滝

青龍寺(高知県)

ミニ八十八か所 雪蹊寺さんです

青龍寺(高知県)

本堂

青龍寺(高知県)
青龍寺(高知県)

内陣

青龍寺(高知県)

右手に 不動明王様

青龍寺(高知県)

ミニ八十八か所 青竜寺さん

青龍寺(高知県)

薬師堂

青龍寺(高知県)

左手に こちらも不動明王様?

青龍寺(高知県)

大師堂

青龍寺(高知県)

ミニ八十八か所 大日寺さん

青龍寺(高知県)

三重塔

青龍寺(高知県)

納経所裏手に 恵果堂

青龍寺(高知県)

宗務支所とありました 本坊でしょうね

青龍寺(高知県)
青龍寺(高知県)

字というより絵

青龍寺(高知県)

多宝塔

青龍寺(高知県)

客殿でしょうか

青龍寺(高知県)

鐘楼門でした

青龍寺(高知県)

ミニ八十八か所 最御崎寺さん

青龍寺(高知県)

境内案内図

青龍寺(高知県)

海岸線が美しかったです

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青龍寺の基本情報

住所

高知県土佐市宇佐町竜163

行き方

35【清瀧寺】より
(自家用車)約50分 約18km
(徒歩)約4時間 約15km
37【岩本寺】より
(自家用車)約1時間30分 約50km
(徒歩)約16時間 約55.5km

アクセスを詳しく見る
名称

青龍寺

読み方

しょうりゅうじ

通称

波切不動

参拝時間

7:00~17:00

トイレ駐車場にあり
御朱印あり
限定御朱印なし
電話番号088-856-3010
お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。

巡礼の詳細情報

四国八十八ヶ所霊場(お遍路)

詳細情報

ご本尊波切不動明王
山号

独鈷山(とっこうざん)

院号

伊舎那院(いしゃないん)

宗旨・宗派真言宗豊山派
創建時代

弘仁6年(815)

開山・開基

弘法大師

文化財

愛染明王坐像(重要文化財)
土佐遍路道 青龍寺道(国の史跡)

ご由緒

青龍寺を遍路するときは、「宇佐の大橋」を渡る。昭和48年に橋が開通するまでは、浦ノ内湾の湾口約400mを船で渡った。弘法大師も青龍寺を創建するさいに、この湾を船で渡っていた。お供をした8人を残している。その子孫が「竜の渡し」というこの渡し船を、近年まで代々守り続けてきたと伝えられている。
弘法大師が唐に渡り、長安の青龍寺で密教を学び、恵果和尚から真言の秘法を授かって真言第八祖となられ、帰朝したのは大同元年(806)であった。縁起では、大師はその恩に報いるため日本に寺院を建立しようと、東の空に向かって独鈷杵を投げ、有縁の勝地が選ばれるようにと祈願した。独鈷杵は紫雲に包まれて空高く飛び去った。
帰朝後、大師がこの地で巡教の旅をしているときに、独鈷杵はいまの奥の院の山の老松にあると感得して、ときの嵯峨天皇(在位809〜23)に奏上した。大師は弘仁6年、この地に堂宇を建て、石造の不動明王像を安置し、寺名を恩師に因み青龍寺、山号は遙か異国の地から放った「独鈷」を名のっている。
明治のころまで土佐7大寺といわれ、末寺四ヶ寺、脇坊六坊をもつ名刹であった。また、本尊の波切不動明王像は大師が入唐のさい、暴風雨を鎮めるために現れたと伝えられ、いまも航海の安全や豊漁、世間の荒波をも鎮めてくれると、深く信仰されている。

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