天台宗法隆山
千蔵寺のお参りの記録一覧
入口を観た時、「え?鬼を祀る?」と、率直に思ってしまった。
色々とお聴きすると、理由があるらしい。
「鬼」を本尊とする同寺院の節分は一風変わっており、「『鬼は内、福は外』と言い、世間で追い出された鬼を招き入れ、読経で改心させ、世に戻すのです」とのこと(秘法の為非公開)。節分には星祭の特別祈願も行う。
この説明に、私は仏の情け心を想うのだった。幼稚園辺りでは、何の屈託もなく「鬼は外」と行事をするが、世間で追い出された鬼、それは、世の中から爪弾きされた人間にも当てはまるのでがないだろうか。
簡単に「罪を犯したダメな人間だから」と排除せず、
①受け入れる
②改心させる
③この世で生きられるようにする
この手順に大いに賛同するのだった。
私自身も、この世では「鬼」のような扱いを受けて虐められてきたから思うのかもしれない。
こちらの住職さんは、とても話しかけやすく、親切な方であった。
比叡山延暦寺に行きたい話をし。
比叡山延暦寺は相当広いので、全て廻りたいなら1日では足りないらしい。滋賀県の三井寺なども行きたいなら、事前に、こことここ!という風に決めてからの方が良い、とのアドバイスも。
感謝であった。
近くまで来たので立ち寄り参拝しました。見落としかねない小さなお寺です。本尊は厄神鬼王。千蔵寺の由来は江戸時代末期に遡ります。羽黒山の修験行者であった教光院了善が東京大森海岸での修行中、海神の導きを受けて『仏説却温黄神呪経』の説くところの厄神七鬼神王を感得し、記憶の尊像を彫刻し道場に奉ったのがはじまりです。
節分の日は、「鬼は内、福は外」と云う掛け声で豆をまきます。本堂に世間の家庭から追い出された悪い鬼を集めて、山の幸海の幸を献上し読経により改心させ、世間に戻すという珍しい法要をおこなわれます。但し、節分の日は、鬼以外の訪問を断り秘法とされているとのこと
厄神鬼王を祀るお堂
京急大師線「東門前駅」下車、徒歩2分。
天台宗寺院。ご本尊の「厄神鬼王」は、初代住職の教学院了善が修行中に失神し、お告げで彫ったもので、のみと小づちで病根を削り取る厄除けの鬼です。
一番のご利益は熱病除けと言われています。また、鬼門という言葉があるように、移築改築、リフォームの方位よけでもあるそうです。
正式名を「教学院千蔵寺厄神堂」で、元々は麻布にあった寺院を明治30年に現在地に移ってきました。
節分の日には、鬼を集めて改心させて、世間へ戻すといった法要をしています。
そこから豆まきは「鬼は内、福は外」になるそうです。
庫裏にて御朱印をいただきました。
本堂です。裏手は大型ショップに囲まれています。
お参りの作法は、いつもの寺院の作法とは少し違います。
庫裏にて御朱印を待っている間。
「大きな斧」みたいなものが飾ってありました。
「一隅を照らす」は、天台宗ならではです。
いただいた御朱印です。
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