しわいなりじんじゃ
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楽しみ方志和稲荷神社のお参りの記録一覧

志和古稲荷神社とさほど離れてはいません。こちらで本日予定していた最後の神社です。地元では日本三大稲荷や日本五大稲荷の一つとされることもあります。あちこちで耳にする「~大稲荷はあまりあてにはなりませんが、素敵な稲荷神社であることは間違いありません。先に参拝した志和古稲荷神社と同規模ですが、背後の山まで社地になっています。神社巡り後半で疲労と暑さで山の方までは足を延ばしませんでした。創建は前九年の役の際に源頼義が勧請したとも、奥州総大将として斯波郡に下向した斯波家長が創建したとも伝わっています。古稲荷神社と由緒も同じような点があり、元は一つの神社だったと考えましたが、詳細は不明です。何かいわくがありそうなのですが繊細な部分がありそうで尋ねるのは躊躇いました。

大正七年(1918)建立の社号標


社号標

昭和十一年(1936)奉納の眷属の狐



眷属の狐

耳欠け石造狐 滝名川の水をめぐって水喧嘩が稲荷前で度々起こり、農民同士の争いがあった際に被害に遭ったと伝わっています

二の鳥居 一の鳥居は古稲荷神社へ向かう途中大きな鳥居が見えたので、それが一の鳥居だと思われます

三の鳥居

参道

昭和十一年(1936)奉納の燈籠


由緒書

昭和十年(1935)奉納の燈籠


神楽殿


昭和五十年(1975)奉納の四の鳥居


手水舎

手水鉢


昭和五十三年(1978)奉納の五の鳥居


石段・藤の輪

眷属の狐


神馬舎


神馬像

鳥居

境内社 中風社


大正十四年(1925)奉納の燈籠


拝殿

扁額


本殿前にも眷属の狐

本殿

本殿斜め後方

境内社 十二支社

卯年守護社

巳年守護社

境内社 一言主神社


扁額


境内社鳥居

境内社 御室(御供所)

木槌で三回「コン・コン・コン」と打ち鳴らし眷属の白狐をお招きします

御神木「願掛け杉」

繁栄祈願所


稲荷山参道入口鳥居




境内社 山祇社

御釜

御神木「稲荷山大杉」説明板(町指定天然記念物) 遠目では見ましたが、近くには行きませんでした

御神木「夫婦杉」

境内社 祖霊社


気温は−8度
ぐっと冷え込んだ朝でした
御神木付近は雪が積もっていて足元が滑りやすくなっています。







♡と隠れミッキー?見つけました


下から撮影
志和稲荷神社の大杉
(しわいなりじんじゃのおおすぎ)
樹種 スギ
樹高 40m
目通り幹囲 8.5m
推定樹齢 伝承1000年
※ホームページより引用

岩手県紫波町に鎮座する志和稲荷神社に参拝しましたのでどの様な神さまかと色々調べて見ました、創祀の年代不明。記録によれば、この地方一帯を領知していた陸奥守斯波家長の建立と称し、斯波氏の厚い崇信を受けられたとのことであるが、それ以前のことは不明です。
創建の往古があったことは社名より察せられます。ことに古くは本宮と称し、修験道を以て世襲した祀職が本宮寺(ほんぐうじ)と称して明治維新に及びました。
盛岡藩主南部利直公以来、数回社領の御進献があり、歴代藩主事大小となく祈願を籠められ、藩主の親拝、代拝は頻繁でした。また藩費で修理が行われました。
志和古稲荷神社と相並び鎮まり、藩主より全く等しい崇敬を捧げられました。
盛岡藩の直祭榊山稲荷大明神に次ぎ、領内稲荷社の第二位に列せられました。
南部利済(としただ)公が参詣のための稲荷街道の工事は、2万2千人を要した大土木工事であったそうです。
ご祭神は
宇迦之御魂大神
猿田彦大神
大宮能売大神
神の御威霊普く遠近に及び地方信仰の中心だそうで実際に行くと何やら力を感じる様な気がしますよ、パワースポット、仏閣、神社巡り、歴史的建造物、散策、散歩、岩手県観光、絶景、景色撮影、癒し処、参拝、御朱印集め等好きな方は近くの志和古稲荷神社と合わせて参拝するのが尚良いと思います。









【陸奥國 古社巡り】
志和稲荷神社(しわ・いなり~)は、岩手県紫波郡紫波町升沢前平にある神社。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社。祭神は宇迦之御魂大神、猿田彦大神、大宮能売大神。地元では日本三大稲荷の一つまたは日本五大稲荷の一つとされている。
創建は不詳。平安時代後期1057年に源頼義が安倍氏追討のために陣ヶ岡に布陣した時、戦勝を祈願して京都の伏見稲荷神社を勧請したのが始まり。1189年に源頼朝が奥州合戦に際して再建したともいう。また別説では平安時代初期の大同年間(806年~810年)の創建とする伝承もあり、建武の新政期の1335年に奥州総大将として斯波郡に下向した斯波家長が伏見稲荷を勧請したともいう。
室町時代には斯波郡郡主の斯波氏から崇敬され、安土桃山時代の1588年には斯波詮直により社殿が造営されたが、直後詮直は南部信直に追われ、南部氏が代わって崇敬するようになった。のち江戸時代を通じて、南部氏が当社を祈願所として扱って大いに保護した。明治に入り、近代社格制度のもと村社となり、大正時代に県社に昇格した。
当社は、JR東北本線・紫波中央駅の西方7kmの小山の東側の山裾にある。森の一部が境内のようになっていて、入口から徐々に登って行き大きな社殿に辿り着き、その周りに境内社が並び、本殿裏の高い場所に御神木があるという造り。たくさんの古木に囲まれているだけあって、古社の雰囲気は抜群。
今回は、岩手県の旧県社、別表神社であることから参拝することに。参拝時は休日の夕方で、周りに民家もほとんどない、とても便利とは言えない立地にもかかわらず、自分以外にも意外と多くの参拝者が訪れていた。

境内入口から700mほど離れたところにある<大鳥居>。
周りは森と畑だけで、民家どころか建物さえない場所に突然現れる。

大鳥居をくぐりまっすぐ進んで突き当りにて、境内東端入口全景。
左右に<社号標>が立っている。

参道左側の<狛狐>。細身で太い尻尾。耳は削れてしまっているのかな。

参道右側の<狛狐>。こちらも耳なし。(^_^;)

階段を数段登ると石製の<一の鳥居>。その後ろすぐの場所に真っ赤な<二の鳥居>。

二の鳥居をくぐって右前方にある社殿方向を望む。苔生した地面が良い雰囲気。

参道右手にある<神楽殿>。

緩やかに上る参道を進むと<三の鳥居>。

参道の左手、少し低い場所にある<社務所>。御朱印はこちら。

三の鳥居をくぐった、参道突き当りにある<手水舎>。

手水舎前で左方向に向くと<四の鳥居>。<茅の輪>が設置されているが、当社では<藤の輪>と呼ぶみたい。

四の鳥居をくぐって、すぐ右側にある<御神馬>。

階段を数段登ったところから、<拝殿>全景。横幅のある大きなもので、たくさんの真っ赤な奉納燈籠が印象的。

<拝殿>正面。参拝者が多いようで、鈴が5つも付いてる。(o^―^o)

<拝殿>奥を覗き込むと、外側上部には「稲荷神社」の扁額。内部には大きく白い狐像が見える。

拝殿前で右方向を見ると、ずらっと並ぶのは<十二支社>。

拝殿後ろの<本殿>。

社殿の右奥にある<一言主神社>。

本殿の背後にも境内社があるので行ってみる。

こちらは<御供所(おそなえどころ)>または<御室(おむろ)>と言い、毎夜白狐に御膳を献供する場所とのこと。米、酒、卵、油揚げを供え、板を木槌で3回叩いて白狐を呼ぶみたい。

本殿前に戻って、十二支社前から本殿左前にある<夫婦杉>。
注連縄が架けられているので、最初こちらが御神木だと思ったが、裏山にてもっとすごい古巨木が待っていた。

拝殿に向かって左手奥にある<自動車祓殿>。

夫婦杉の後ろにある、たくさんの鳥居。この奥は二股に分かれ、社殿左側奥への道と、社殿背後への階段に分かれる。

社殿左側奥にある<山の守護神 山祇社(やまのかみ)>。

左手には<稲荷山成就院御護摩焚所>がある。
その周りには、祭神の名前と御利益の種類を書いた、たくさんの柱が立っている。

二股の左側を進むと徐々に境内裏手の斜面を登る。

社殿裏手を一段上がったところ。ここにも柱がたくさん立っている。

更にもう一段上がって、社殿左後方に行くと、かなり太く大きな<御神木>がある。

別名は「稲荷山大杉」。推定樹齢1200年、周囲14m、高さ45m。

本殿裏手にはもう1本古木があって、こちらは<長寿杉>。

最後に<社殿>全景。参拝時は天気の悪い日のの夕方、場所も街から遠く離れた場所であるにもかかわらず、何組のも参拝者が訪れていたのにはびっくり。(^▽^)/
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