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志和稲荷神社ではいただけません
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惣一郎
2022年10月13日(木)
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【陸奥國 古社巡り】

志和稲荷神社(しわ・いなり~)は、岩手県紫波郡紫波町升沢前平にある神社。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社。祭神は宇迦之御魂大神、猿田彦大神、大宮能売大神。地元では日本三大稲荷の一つまたは日本五大稲荷の一つとされている。

創建は不詳。平安時代後期1057年に源頼義が安倍氏追討のために陣ヶ岡に布陣した時、戦勝を祈願して京都の伏見稲荷神社を勧請したのが始まり。1189年に源頼朝が奥州合戦に際して再建したともいう。また別説では平安時代初期の大同年間(806年~810年)の創建とする伝承もあり、建武の新政期の1335年に奥州総大将として斯波郡に下向した斯波家長が伏見稲荷を勧請したともいう。
室町時代には斯波郡郡主の斯波氏から崇敬され、安土桃山時代の1588年には斯波詮直により社殿が造営されたが、直後詮直は南部信直に追われ、南部氏が代わって崇敬するようになった。のち江戸時代を通じて、南部氏が当社を祈願所として扱って大いに保護した。明治に入り、近代社格制度のもと村社となり、大正時代に県社に昇格した。

当社は、JR東北本線・紫波中央駅の西方7kmの小山の東側の山裾にある。森の一部が境内のようになっていて、入口から徐々に登って行き大きな社殿に辿り着き、その周りに境内社が並び、本殿裏の高い場所に御神木があるという造り。たくさんの古木に囲まれているだけあって、古社の雰囲気は抜群。

今回は、岩手県の旧県社、別表神社であることから参拝することに。参拝時は休日の夕方で、周りに民家もほとんどない、とても便利とは言えない立地にもかかわらず、自分以外にも意外と多くの参拝者が訪れていた。

志和稲荷神社の鳥居

境内入口から700mほど離れたところにある<大鳥居>。
周りは森と畑だけで、民家どころか建物さえない場所に突然現れる。

志和稲荷神社の建物その他

大鳥居をくぐりまっすぐ進んで突き当りにて、境内東端入口全景。
左右に<社号標>が立っている。

志和稲荷神社(岩手県)

参道左側の<狛狐>。細身で太い尻尾。耳は削れてしまっているのかな。

志和稲荷神社の狛犬

参道右側の<狛狐>。こちらも耳なし。(^_^;)

志和稲荷神社の鳥居

階段を数段登ると石製の<一の鳥居>。その後ろすぐの場所に真っ赤な<二の鳥居>。

志和稲荷神社の建物その他

二の鳥居をくぐって右前方にある社殿方向を望む。苔生した地面が良い雰囲気。

志和稲荷神社の建物その他

参道右手にある<神楽殿>。

志和稲荷神社の鳥居

緩やかに上る参道を進むと<三の鳥居>。

志和稲荷神社の建物その他

参道の左手、少し低い場所にある<社務所>。御朱印はこちら。

志和稲荷神社の手水

三の鳥居をくぐった、参道突き当りにある<手水舎>。

志和稲荷神社(岩手県)

手水舎前で左方向に向くと<四の鳥居>。<茅の輪>が設置されているが、当社では<藤の輪>と呼ぶみたい。

志和稲荷神社(岩手県)

四の鳥居をくぐって、すぐ右側にある<御神馬>。

志和稲荷神社の本殿

階段を数段登ったところから、<拝殿>全景。横幅のある大きなもので、たくさんの真っ赤な奉納燈籠が印象的。

志和稲荷神社の本殿

<拝殿>正面。参拝者が多いようで、鈴が5つも付いてる。(o^―^o)

志和稲荷神社の本殿

<拝殿>奥を覗き込むと、外側上部には「稲荷神社」の扁額。内部には大きく白い狐像が見える。

志和稲荷神社の末社

拝殿前で右方向を見ると、ずらっと並ぶのは<十二支社>。

志和稲荷神社の本殿

拝殿後ろの<本殿>。

志和稲荷神社(岩手県)

社殿の右奥にある<一言主神社>。

志和稲荷神社(岩手県)

本殿の背後にも境内社があるので行ってみる。

志和稲荷神社の建物その他

こちらは<御供所(おそなえどころ)>または<御室(おむろ)>と言い、毎夜白狐に御膳を献供する場所とのこと。米、酒、卵、油揚げを供え、板を木槌で3回叩いて白狐を呼ぶみたい。

志和稲荷神社(岩手県)

本殿前に戻って、十二支社前から本殿左前にある<夫婦杉>。
注連縄が架けられているので、最初こちらが御神木だと思ったが、裏山にてもっとすごい古巨木が待っていた。

志和稲荷神社(岩手県)

拝殿に向かって左手奥にある<自動車祓殿>。

志和稲荷神社(岩手県)

夫婦杉の後ろにある、たくさんの鳥居。この奥は二股に分かれ、社殿左側奥への道と、社殿背後への階段に分かれる。

志和稲荷神社の末社

社殿左側奥にある<山の守護神 山祇社(やまのかみ)>。

志和稲荷神社の建物その他

左手には<稲荷山成就院御護摩焚所>がある。
その周りには、祭神の名前と御利益の種類を書いた、たくさんの柱が立っている。

志和稲荷神社の鳥居

二股の左側を進むと徐々に境内裏手の斜面を登る。

志和稲荷神社(岩手県)

社殿裏手を一段上がったところ。ここにも柱がたくさん立っている。

志和稲荷神社の自然

更にもう一段上がって、社殿左後方に行くと、かなり太く大きな<御神木>がある。

志和稲荷神社の自然

別名は「稲荷山大杉」。推定樹齢1200年、周囲14m、高さ45m。

志和稲荷神社の自然

本殿裏手にはもう1本古木があって、こちらは<長寿杉>。

志和稲荷神社(岩手県)

最後に<社殿>全景。参拝時は天気の悪い日のの夕方、場所も街から遠く離れた場所であるにもかかわらず、何組のも参拝者が訪れていたのにはびっくり。(^▽^)/

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歴史

天喜5年(1057)源頼義・義家が安倍氏一族の征討のため下向され、志和陣ヶ岡に滞陣中、祈願のために勧請され、その後藤原秀衡菅領のとき藤原氏の一族樋爪俊衡、同季衡が再建され、その後正平年間(1346~1470)足利氏の一族斯波家長が志和城主のとき社殿新築、その後は斯波氏累代の崇敬厚く、七代栓直の代に再建せられた。
ついで、天正16年(1588)斯波氏に代わって南部氏の領となり、南部氏代々の祈願所として歳々に直拝され、社領奉納普請を重ねられた外、盛岡から五里の間「志和稲荷街道」の参道をも開かれた。

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志和稲荷神社の基本情報

住所岩手県紫波郡紫波町升沢字前平17番地
行き方
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名称志和稲荷神社
読み方しわいなりじんじゃ
通称志和の大稲荷さん
御朱印あり

限定御朱印なし
御朱印帳あり
ホームページhttps://www.shiwa-oinarisan.jp/
SNS

詳細情報

ご祭神《主》宇迦之御魂大神,猿田彦大神,大宮能売大神
ご由緒

天喜5年(1057)源頼義・義家が安倍氏一族の征討のため下向され、志和陣ヶ岡に滞陣中、祈願のために勧請され、その後藤原秀衡菅領のとき藤原氏の一族樋爪俊衡、同季衡が再建され、その後正平年間(1346~1470)足利氏の一族斯波家長が志和城主のとき社殿新築、その後は斯波氏累代の崇敬厚く、七代栓直の代に再建せられた。
ついで、天正16年(1588)斯波氏に代わって南部氏の領となり、南部氏代々の祈願所として歳々に直拝され、社領奉納普請を重ねられた外、盛岡から五里の間「志和稲荷街道」の参道をも開かれた。

Wikipediaからの引用

概要
志和稲荷神社(しわいなりじんじゃ)は、岩手県紫波郡紫波町升沢部落の西部山麓、滝名川左岸に鎮座する神社である。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社。 地元では日本三大稲荷 や日本五大稲荷の一つとされることがある。 すぐ近くには別に志和古稲荷神社も鎮座する。
歴史
歴史[編集] 天喜5年(1057年)、源頼義が安倍頼時、貞任父子追討(前九年の役)の為に陣ヶ岡に布陣した際に戦勝を祈願して京の伏見稲荷神社から分霊を勧請して創祀したと伝え、その後藤原氏の一族で斯波郡を領した樋爪俊衡等が再建したとも[1]、文治5年(1189年)の奥州合戦に際して源頼朝が再建したともいう[2]。また、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}大同年間(806年 - 810年)の創建とする伝承もあり[要出典]、更に建武2年(1335年)に奥州総大将として斯波郡に下向した斯波家長が...Wikipediaで続きを読む
引用元情報志和稲荷神社」『ウィキペディア日本語版』。
この版のURL:https://ja.wikipedia.org/w/index.php?%E5%BF%97%E5%92%8C%E7%A8%B2%E8%8D%B7%E7%A5%9E%E7%A4%BE&oldid=99318782

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