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息栖神社ではいただけません
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いきすじんじゃ

息栖神社のお参りの記録(1回目)
茨城県延方駅

投稿日:2021年03月11日(木)
参拝:2020年3月吉日
息栖神社(いきす~)は、茨城県神栖市にある神社。国史見在社で、旧社格は県社。鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)、香取神宮(千葉県香取市)とともに「東国三社」と呼ばれる。

社伝によると、創建は第15代応神天皇の代(西暦270~310年)。主祭神は久那戸神(くなどのかみ)で、鹿島神・香取神による葦原中国平定において、東国への先導にあたった神としている。相殿神は天鳥船命(あめのとりふねのみこと;武甕槌神の副神)と住吉三神(上筒男神、中筒男神、底筒男神)。
平安時代の記録としては、国史『日本三大実録』において885年に「於岐都説神」の神位昇格の記事があるが、これが当社を指すとされる。ただし927年の『延喜式神名帳』には記載がないため国史見在社にあたる。
当社は古くから、鹿島神宮・香取神宮と並んで「東国三社」と称されたが、距離が近い鹿島神宮の影響が強く、鹿島神宮の摂社と見なされることもあった。いずれにせよ鹿島神宮との密接な関係があったようで、それに伴い朝廷の勅使が来訪することもあったとのこと。
江戸期には、徳川家の崇敬もあり石高が給された。また「下三宮参り」と称して、関東以北の人々が伊勢神宮参拝後に、そのお礼参りとして東国三社を巡拝する慣習があった。こうした参拝者の利用を含め、息栖周辺は利根川水運の拠点として江戸期から大正期まで繁栄した。

当社は、JR成田線・小見川駅北東5kmの常陸利根川(利根川の傍流)河岸にある。車だと東関東自動車道の終点・潮来ICから7km。やはり日本を代表する鹿島・香取の大神社と比べると、サイズはかなり小さい。旧社格は県社だが、その中でも小ぢんまりした方に入る。

参拝時は平日の午後、「東国三社巡り」の3社目として参拝。コロナの猛威が広がりつつあったが緊急事態宣言までには至っていなかったため、参拝客はそれなりにいた。
息栖神社の鳥居
境内入口、駐車場の前にある<二の鳥居>。
息栖神社の建物その他
まっすぐに伸びる参道と両側の奉納燈籠。
息栖神社の手水
参道左手に<手水舎>。
息栖神社の山門
真っ赤な<神門>。江戸末期の1847年造営。
息栖神社の本殿
社殿。江戸中期の1722年造営の社殿が1960年に火災で焼失、1963年再建。
息栖神社の本殿
社殿全景。
息栖神社の建物その他
境内右手にある<息栖ゆかりの歌碑>①。
息栖神社の建物その他
境内右手にある<息栖ゆかりの歌碑>②。
息栖神社の建物その他
境内右手にある<招霊の木>。
息栖神社の末社
境内右手にある境内社。四柱合祀社(左;鹿島神社、伊邪那岐神社、高房神社、奥宮)と五柱合祀社(右;香取神社、手子后神社、八龍神社、江神社、若宮)
息栖神社の歴史
境内左手にある<力石>。
息栖神社の建物その他
境内左手にある<松尾芭蕉の句碑>。
息栖神社の鳥居
二の鳥居近くにある<稲荷神社>。
息栖神社の鳥居
内側の鳥居。キツネが赤い頬かむり。
息栖神社の本殿
稲荷神社の社殿。
息栖神社の狛犬
両サイドのキツネが年代別に3種類。最奥はかなり古そう。
息栖神社の鳥居
二之鳥居を出て数百m川に向かって歩くと現れる<一の鳥居>。両サイドに大小の鳥居がある。
息栖神社の建物その他
左側の大きめの鳥居の根元にある<忍潮井(おしおい)>。底にあるのは<男瓶(おがめ)>。忍潮井は<日本三霊泉>の一つ(※)と言われ、千年以上清水が湧き続けてているとのこと。

※他の2つは、伊勢(三重)の明星井(あけぼのい)、山城(京都)の直井
息栖神社の鳥居
右側の小さめの鳥居の根元にある<忍潮井(おしおい)>。底にあるのは<女瓶(めがめ)>。
息栖神社の建物その他
<利根の沖より見た息栖鳥居河岸>の昔の写真。1973年に小見川大橋が完成するまでは、ここから千葉小見川町まで渡し船が運行されていた。

すてき

御朱印

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惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

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