いきすじんじゃ
息栖神社
茨城県 延方駅
9:00~15:30
息栖神社(いきす~)は、茨城県神栖市にある神社。国史見在社で、旧社格は県社。鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)、香取神宮(千葉県香取市)とともに「東国三社」と呼ばれる。
社伝によると、創建は第15代応神天皇の代(西暦270~310年)。主祭神は久那戸神(くなどのかみ)で、鹿島神・香取神による葦原中国平定において、東国への先導にあたった神としている。相殿神は天鳥船命(あめのとりふねのみこと;武甕槌神の副神)と住吉三神(上筒男神、中筒男神、底筒男神)。
平安時代の記録としては、国史『日本三大実録』において885年に「於岐都説神」の神位昇格の記事があるが、これが当社を指すとされる。ただし927年の『延喜式神名帳』には記載がないため国史見在社にあたる。
当社は古くから、鹿島神宮・香取神宮と並んで「東国三社」と称されたが、距離が近い鹿島神宮の影響が強く、鹿島神宮の摂社と見なされることもあった。いずれにせよ鹿島神宮との密接な関係があったようで、それに伴い朝廷の勅使が来訪することもあったとのこと。
江戸期には、徳川家の崇敬もあり石高が給された。また「下三宮参り」と称して、関東以北の人々が伊勢神宮参拝後に、そのお礼参りとして東国三社を巡拝する慣習があった。こうした参拝者の利用を含め、息栖周辺は利根川水運の拠点として江戸期から大正期まで繁栄した。
当社は、JR成田線・小見川駅北東5kmの常陸利根川(利根川の傍流)河岸にある。車だと東関東自動車道の終点・潮来ICから7km。やはり日本を代表する鹿島・香取の大神社と比べると、サイズはかなり小さい。旧社格は県社だが、その中でも小ぢんまりした方に入る。
参拝時は平日の午後、「東国三社巡り」の3社目として参拝。コロナの猛威が広がりつつあったが緊急事態宣言までには至っていなかったため、参拝客はそれなりにいた。
境内入口、駐車場の前にある<二の鳥居>。
まっすぐに伸びる参道と両側の奉納燈籠。
参道左手に<手水舎>。
真っ赤な<神門>。江戸末期の1847年造営。
社殿。江戸中期の1722年造営の社殿が1960年に火災で焼失、1963年再建。
社殿全景。
境内右手にある<息栖ゆかりの歌碑>①。
境内右手にある<息栖ゆかりの歌碑>②。
境内右手にある<招霊の木>。
境内右手にある境内社。四柱合祀社(左;鹿島神社、伊邪那岐神社、高房神社、奥宮)と五柱合祀社(右;香取神社、手子后神社、八龍神社、江神社、若宮)
境内左手にある<力石>。
境内左手にある<松尾芭蕉の句碑>。
二の鳥居近くにある<稲荷神社>。
内側の鳥居。キツネが赤い頬かむり。
稲荷神社の社殿。
両サイドのキツネが年代別に3種類。最奥はかなり古そう。
二之鳥居を出て数百m川に向かって歩くと現れる<一の鳥居>。両サイドに大小の鳥居がある。
左側の大きめの鳥居の根元にある<忍潮井(おしおい)>。底にあるのは<男瓶(おがめ)>。忍潮井は<日本三霊泉>の一つ(※)と言われ、千年以上清水が湧き続けてているとのこと。
※他の2つは、伊勢(三重)の明星井(あけぼのい)、山城(京都)の直井
右側の小さめの鳥居の根元にある<忍潮井(おしおい)>。底にあるのは<女瓶(めがめ)>。
<利根の沖より見た息栖鳥居河岸>の昔の写真。1973年に小見川大橋が完成するまでは、ここから千葉小見川町まで渡し船が運行されていた。
東国三社巡り最後は、いきす神社⛩さん
他の二社に比べ、こじんまりした神社さんですが、優しい雰囲気で迎えて来れました☘️
摂社稲荷神社⛩さんの狛狐さんが、可愛い耳当てをしていて印象的です。
遠くから見たら赤い耳?と思ったら、毛糸で編んだ耳当てでした。可愛い❤️
お参りを済ませたら、一ノ鳥居脇にある日本三霊泉の忍潮井に🚶🏻♀️ここから見る景色も素敵です。
そして最後は鳥居の前で躓き、両膝を打ち暫く立てない😂こんな所で転ぶとなんて💦
厄を落としてもらった?と良い方に解釈して帰路に着きました🚗
知らなかったのですが、三社目では記念品を頂けるそうです☘️
自己申告制だそうですが、御朱印帳を見て最後だからと記念品のお守りを頂きました😊☘️
ありがとうございました。
記念品は三社それぞれ違うようです。東国三社巡りをされる方は忘れずに申告しましょう☘️
ニノ鳥居
参道
手水舎
楼門
小さな狛犬さんが☘️
力石
拝殿
由緒
稲荷神社⛩
拝殿
耳当てが印象的な狛狐さん
皆揃って耳当て、可愛い❤️
忍潮井、手前が男瓶
銚子の形した男瓶が沈められています
こちらは女瓶
土器の形した女瓶が沈められています
記念に頂いたお守り☘️
東国三社(鹿島神宮、香取神宮、息栖神社)のひとつ、
息栖神社へ参拝しました。
東国三社を巡ることは「お伊勢まいりの禊の三社参り」
と言われ、関東以北の人が伊勢神宮の参拝を終えた後、
帰る途中でこの三社を参拝するという風習があったそうです。
この三社を位置するところを結ぶと直角三角形となり
そのトライアングルエリア内には
強力なパワーが存在するとか。。。
一の鳥居の両側には「忍潮井(おしおい)」と
呼ばれる四角い井戸があり、
この井戸が息栖神社の主神である「岐神(くなどのかみ)」。
とってもめづらしい井戸の神様です。
三社を参拝すると授かる特別なお守りがあります。
一社目で本体を授かり、残り二社では紋の入ったシールを
いただき本体に貼り完成させます。
残り二社はまた後日参拝させていただきます。
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