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桑原神社(くわばら~)は、茨城県常総市にある神社。式内社で、旧社格は郷社。祭神は豊城入彦命と天熊人命。別名は「香取大明神」。
社伝によると、奈良時代の772年、天智天皇の第7皇子・志貴皇子の孫、下総国の国司・桑原王が鬼怒川西岸の本屋敷という台地に、祖である豊城入彦命、天熊人命を守護神として祀ったのが始まり。平安時代の昌泰年間(898年~901年)には平良将が当社鎮座地に下総国亭を置き。政治の拠点とした。平将門も父・平良将とともにここを拠点とし、当社を崇敬した。その後江戸時代の1678年に現在地に遷座、1712年に社号「香取社」は神階が正一位に昇格した。1719年の本殿改修時に百年前の棟札が発見され、1758年に寺社奉行から式内社と認められ、「桑原神社」と改称した。
当社は、関東鉄道常総線・宗道駅の南東3kmの農村地帯にある。県道136号線という大通りに面しているが、大通りには鳥居も社号標も看板もないため、カーナビを使っても辿り着くのに苦労した。境内地は広いが、そのほとんどが昼なお暗い雑木林、竹林で、社殿周りは広くはない。
今回は、(茨城県にあるが)下総国の式内社ということで参拝することに。参拝時は週末の午後、参拝者は自分以外には誰もいなかった。
※当社は通常時は無人。御朱印は当社から北東方向に道のりで5kmの場所にある<宗任神社>で拝受できる。
大通りの裏側にある境内入口の<鳥居>と<社号標>。
鳥居の扁額。<延喜式式内郷社 桑原神社>と書かれている。
鳥居の脇に立つ<平将門公史跡 桑原大明神>と書かれた石柱。
鳥居をくぐって境内に入る。「昼なお暗い」とは、まさにこのこと。外は快晴でも、まっくら。
参道右側はきれいな竹林。左側は普通の雑木林。植え分けが面白い。
暗いトンネルの突き当りには、祠が一つ見える。
こちらが300年前時点で、もともと当地に鎮座していたという<香取社>。
香取社の手前で、参道が左側に90度曲がる。
境内全景。鳥居後の暗いトンネルには面くらったが、社殿周りは予想外にオーソドックスな見た目。
参道右側の<手水舎>。屋根もしっかりしているし、新しくてきれいな手水盤。
拝殿手前の<燈籠>や<狛犬>も新しくてきれい。
<拝殿>全景。じっくり見ると、拝殿も新しそう。彫刻などにも手抜かりなし。現在でも氏子衆にしっかり支えられていることがよく分かる。
拝殿正面の<式内 桑原神社>の扁額。額周りの彫刻が、繊細で手が込んでいる。
拝殿後ろの<本殿>。拝殿と同時期に再建されているように見える。
社殿脇の境内社群。左から順に<稲荷社>、<日枝社>、<八坂社>、<八幡社>、<愛宕社>。普通ならそれぞれ単体で、草むらの中にばらばらに立っていそうだが、屋根付きで、かつ表札付き。きちんと管理されている。素晴らしい!
社殿周りの境内社群。手前は<大杉社>(珍しい!)、奥は<四社宮>。こちらも屋根付き、表札付き。
普通はどこでも野ざらしにされている<庚申社>も、屋根付き、表札付き。管理の良さに、頭が下がります。m(_ _"m)
結局、鳥居から先の暗い参道を通った時はヤバい雰囲気で、野ざらしで無管理でボロボロな式内社を予想したが、実際は手入れ、管理が行き届いた素晴らしい神社で、予想は良い方に裏切られた...(^_^;)
常陸國では無いのですが、茨城県内に鎮座しております式内社でありますので、参拝させて頂きました。
社殿になります。
扁額になります。
ご由緒書きになります。
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