しょうごんじ|高野山真言宗|荘林山
荘厳寺のお参りの記録一覧
高野山真言宗 荘林山 荘厳寺
黒田官兵衛ゆかりの古刹となっています。
白雉3年(652年)に法道仙人の開基。
御本尊の十一面観世音菩薩は法道仙人の自作で、脇壇には昔から仙人の立像が安置されているとのこと。
慶長年間(1596~1614)の盛時には10か寺の塔頭を構えていたそうで、徳禅上人が古跡を訪ねて当山に入り、堂宇を修理して「荘林山荘厳寺」を再興。
慶安年間(1648~1652)には、姫路城主本多政勝氏から鐘楼が寄進され、正徳5年(1715年)には多宝塔が再建されました。
黒田官兵衛と荘厳寺の関係ですが、黒田官兵衛の一族、黒田氏の歴代について記された略系図が所蔵されています。
この略系図は、歴代の黒田城主9代と8代目城主までの正室の御霊を弔う願文として、官兵衛の母の出生地であると伝えられている比延山城主の末裔・勝岡嘉作氏によって、文化6年(1809年)に奉納されたとのこと。
この中に黒田官兵衛の出自は多可郡黒田村(現在の西脇市黒田庄黒田)であると記されています。
また播州一帯では「鬼追い行事」が行われていたそうで、荘厳寺でもかつては行われていました。
鬼追い行事とは、疫病などの厄を祓うために行われた行事で、その当時の青大鬼や赤大鬼の面、田踊りに使用した道具類が今も残されているそうです。
秋に訪れると石段の紅葉がとてもきれいだろうなと思います。
新緑の季節も清々しくて良いかもしれませんね。
寺標
この手前(写真の左手)に駐車場があり、ここからは緩やかで苔むした石段を上っていきます。
約300mほどの長さです。
雨の日は苔で滑りやすいかもしれません。
奥に見えているのは大師堂
階段を上り続けると本堂が見えてきました!
本堂
慶長16年(1611年)に再建された本堂「観音堂」
多宝塔
三社八幡宮
鐘楼
鐘楼のすぐそばに建つ祠
石段の参道途中に略系図の展示場があります。
拝観料200円ということで、セルフでお金を納めます。
またこちらで書置き御朱印をいただけます。
略系図のまとめたもの
こちらが展示されている略系図の一部
荘厳寺縁起
播磨黒田氏と黒田城の説明
かんべえくんと光さん
書置きの御朱印
黒田官兵衛ゆかりの「荘厳寺」
黒田官兵衛ら黒田出生の地「黒田庄町」の最奥。
塔頭前に広い無料駐車場あり。
駐車場前に唯一の塔頭・法音院。こちらは階段登って山門潜るとすぐ新しい本堂、枯山水の綺麗なお庭。
駐車場に戻り、右手側に法音院の石垣の塀沿いに苔むした階段が伸びる。右手大師堂とかもある。
少し階段を登ると法音院にある黒田家の系図なんかが展示されている展示室に入れる。入館料は箱に入れるタイプ。
苔むした緩やかな階段をずーっと15分ほど登ると左手に鐘楼、正面の階段登ると本堂、右奥に多宝塔。
怖いぐらい静かです。苔むした参道が雰囲気あって紅葉シーズンは穴場だと思う。
黒田官兵衛の出身地を主張する「黒田家略系図」が展示あれ、歴代城主の位牌を安置されている。
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