福地若王子神社

兵庫県 箕谷駅

神戸市北区の無動寺の境内に在る若王子神社です。
無動寺の投稿の文章が長くなってしまったのと、この神社が既に登録済みでしたので、無動寺とは分けて投稿します。

無動寺の本堂の左側に鳥居があり、その先の石段を上がると社殿です。
元は無動寺の鎮守社でしたが、明治初期の神仏分離により無動寺から分離独立。神仏習合の頃の祭神は若一王子権現であったが、現在は伊弉諾命(イザナギ)を祀っているとの事。社殿は、1297年に橘長綱が建立したと伝わり、棟札により室町時代初期の1408年に橘光綱が新たに建立したもので重文です。

社務所は無く、無人ですので御朱印は頂いておりません。
尚、1km位離れた所にある六條八幡宮がこちらを兼務されていますので、六條八幡宮へ伺えば御朱印を頂けるかも？(御朱印に関しては未確認情報です。)

もともと無動寺の鎮守社だった若王子（にゃくおうじ）神社。
神仏分離令によって分離されましたが、無動寺の境内に鳥居があり、無動寺をお参りした後に参拝させていただきました。

御祭神　伊弉册命

由緒について、兵庫県神社庁HPに下記の記載がありました。
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創立年月日不詳であるが、『摂津誌』に、「若王子祠上梁文日永仁5年(1297)橘長綱建　応永15年(1408)重修」、『摂陽郡談』に、「若一王子社祭神熊野権現を勧請せり北条遠江守時政(1138～1215)営建の霊社なり」と所伝あり。
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北条時政の創建とは想像もしていなかったのでちょっと驚きました。
社殿は永仁5年(1297年)橘長綱により建立、応永5年(1408年)橘光綱により新たに建築されたそうです。
この本殿は現在、国の重要文化財に指定されています。

狛犬も独特ですが、小さくてとても可愛らしかったです。

無動寺の境内より鳥居くぐれます。
大きな石がゴロゴロする坂道を登ると鎮座されています。
本殿は重文とのこと。昔は神仏習合無動寺と一緒だったものが今は別々になっているようです。
本殿への道途中に役行者様がおいででした。