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あこいわんどしんりゅうじんじゃ

安乎岩戸信龍神社 (安乎八幡神社 摂社)
兵庫県 洲本市

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くるくるきよせん
くるくるきよせん
2025年09月21日(日) 21時21分50秒
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ホトカミでも紹介されていましたが 洞窟神社です。
淡路の洲本市 淡路島東岸を走る国道28号線沿いにあります。
海岸から少し離れた場所にある安乎八幡神社の境外摂社になります。
15台ぐらい停めれる駐車場があるので参拝しやすいです。
朱色の一の鳥居をくぐり 砂利と飛び石の参道を進みます。
直角に曲がると洞窟と二の鳥居があります。
手水もありますが こちらは龍神社なのにタツノオトシゴになっていました。
でもそれはそれでかわいらしいですね。
洞窟に入ると 藁葺きの新しい本殿がありました。
参拝者は思ったより多く 写真を撮るのに時間がかかりました。
洞窟の中は 横穴から光が差し込み けっこう明るいです。
このような場所に神社を建立しようとされた先人は素敵です。
海・洞窟・神社 何とも言えない空気を感じました。
こちらと安乎八幡神社には またお詣りして御朱印をいただきたいと思っています。
社務所で御朱印ならぬスタンプだけ押せませした。

ネット情報です。
こちらの神社はまだ新しい神社で 2021年に廃跡となっていた「岩戸神社」が再建され 龍をお祀りした「安乎岩戸信龍神社」に生まれ変わりました。
安乎岩戸信龍神社は龍が祀られていますが 龍をお祀りすることになった龍と神様の伝説が書かれています。

昔 岩戸神社には小さな神様が住んでいて 村人に大切にされていました。
神様にはいつも守ってくれる一匹の龍がいて 仲良く一緒に暮らしていました。
時の流れとともに神社を訪れる人が減ってしまい 地元の人たちは 神様が寂しくないように大きな神社にお還しする計画を立てます。
龍が神様の用事で神社を留守にしている間に 地元の人たちが神様を安乎八幡神社へ移動してしまいました。
知らずに戻ってきた龍は 神様を探し回りますがどこにも見つかりません。
いつか神様が戻ってくると信じて 今も神社で待っていると言われています。
そうとは知らずに戻ってきた龍は いつか神様が戻ってくるはずと信じて 今も神様のいなくなった祠で待っていると伝えられています。

そんな誠実な龍を信頼のシンボルとしてお祀りするために 「安乎岩戸信龍神社」として再興されました。
御朱印は 安乎八幡神社でいただけるようです。

安乎岩戸信龍神社 (安乎八幡神社 摂社)(兵庫県)

ロケーション

安乎岩戸信龍神社 (安乎八幡神社 摂社)(兵庫県)

岩戸神社 龍の伝説

安乎岩戸信龍神社 (安乎八幡神社 摂社)(兵庫県)

一の鳥居

安乎岩戸信龍神社 (安乎八幡神社 摂社)(兵庫県)

扁額

安乎岩戸信龍神社 (安乎八幡神社 摂社)(兵庫県)

道路ぎりぎりなのでフェンスがあります

安乎岩戸信龍神社 (安乎八幡神社 摂社)(兵庫県)

手水

安乎岩戸信龍神社 (安乎八幡神社 摂社)(兵庫県)

龍ではなくタツノオトシゴです

安乎岩戸信龍神社 (安乎八幡神社 摂社)(兵庫県)

洞窟前に二の鳥居

安乎岩戸信龍神社 (安乎八幡神社 摂社)(兵庫県)

内側から見て 目の前は海

安乎岩戸信龍神社 (安乎八幡神社 摂社)(兵庫県)

洞窟の中に本殿

安乎岩戸信龍神社 (安乎八幡神社 摂社)(兵庫県)

新しいです

安乎岩戸信龍神社 (安乎八幡神社 摂社)(兵庫県)

人生訓

安乎岩戸信龍神社 (安乎八幡神社 摂社)(兵庫県)

横穴から竹林が見えます

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安乎岩戸信龍神社 (安乎八幡神社 摂社)の基本情報

住所

兵庫県洲本市安乎町平安浦25

行き方

神戸淡路鳴門自動車道 津名一宮ICを出て県道88号と国道28号経由で車で約13分
洲本ICから国道28号経由道なりで約17分

アクセスを詳しく見る
名称

安乎岩戸信龍神社 (安乎八幡神社 摂社)

読み方

あこいわんどしんりゅうじんじゃ

参拝時間

自由

参拝料

なし

御朱印あり
限定御朱印なし
お守り

あり

詳細情報

ご祭神白龍神
ご由緒

この日本の国で最初にできた小さな島、おのころ島
日本国発祥の地、すべての日本人の心の故郷、その小さな島の海岸の小さな社に、小さな神様がいました。
その小さな神様は村人にとても大切にされ、幸せな日々を送っていました。
小さな神様には、他の意地悪な神様や海からやってくる嵐からいつも守ってくれる龍がいました。
小さな神様と龍は仲睦まじくいつも一緒に暮らしていたのでした。
 
時は流れ、小さな島はたくさんの人で賑やかになり、小さな神様のことを忘れてしまう人が増えました。
小さな社はそれを守る人が減り、だんだんと朽ちていきました。
小さな社を守る人は減っていきましたが、それでも小さな神様には龍がいたので、寂しいと思ったことはありませんでした。
ある時、朽ちる小さな社を憂いた村人は思いました。
『こちらの神様をもっと大きな社に還したら、賑やかになって神様も寂しくなかろう』
そうとは知らぬ小さな神様はたまたま龍におつかいを命じました。
『龍よ、すまぬが葛城までつかいに出てはくれぬか。
そこは私のふるさとでな、忘れ物を取ってきてほしいのだ。今なら朝昇る太陽の方向にまっすぐ行けば、葛城に届く」
龍は小さな神様をいっときお守りできないことにちょっと不安になりましたが、神様のお頼みを断ることはできません。
『かしこまりました。お忘れ物を取ってすぐ帰ります。
しばしの間お持ちくださいませ』
春分の日、真東に昇る太陽に向かって龍は一目散に駆け出しました。
しかし、その日の午後に小さな社に村人がやってきます。
『神様、失礼いたします』
そういうと村人たちは丁寧に、神様の宿った御神体を小さな社から運び出し、そこから離れた大きく賑やかな社へと還し奉りました。

葛城で無事おつかいを終えた龍は、今度は西に沈む太陽に向かって、その日のうちに急いで小さな社をめがけて駆けだします。
日も沈みかけた薄暗い洞窟の小さな社に戻ってみれば、どことなく小さな社はさらに朽ちて見え、どこを探しても小さな神様の姿は見えません。
『神様、神様、どこですか、神様。おつかいを果たしてきました、神様』
中を探し回り、何度も龍は小さな神様に呼びかけました。
しかし小さな神様はもう、その社にはいませんでした。
小さな神様から龍に、返事がかえってくることはなかったのです。
それからというもの、きっと神様はいつか帰ってくると信じて、龍は今も神様のいなくなった小さな社で待っているのだといわれています。
そこで人間の根源をなす 信なくば立たず
帰ってくることの無い小さな神様を待っているけなげな龍、誠実な龍を信頼のシンボルとしてお祀りし、新たに信頼の神、安乎岩戸信龍神社として再興する事になりました。

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