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おがまん@小笠原章仁
2022年04月03日(日)
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田園地帯の中にある広部親交会館。
その隣に相馬妙見神社があります。
東川町史には、以下のような記載があります。
岩本農場の入植は明治29年4月14日であり、当時小作人一同が農場内の「たも」の大木を注連縄で飾り、毎年入植記念日を祭日としてお祭りを行ったのがはじまりで、その後農場は広部農場に変わり、素人相撲の若の森が東旭川忠別の相撲で相馬妙見を受けて持ち帰りこれを祭神としている。大正15年より広部農場が小作人に農地解放をはじめ昭和3年に農場が全部解放されたのを記念し、当時の農場事務所並びに倉庫所在地を広部拓殖合名会社より神社用地として二反歩譲り受け前記の相馬妙見を祀り、毎年4月14日入植記念日に例祭を行っている。
鳥居の先には小さな御本殿のみがあります。
賽銭箱も設けられておらず、そのまま参拝をしてきました。
境内には園田仁右衛門翁碑があります。
こちらは東川町指定有形文化財となっており、大正5年に建設されたものです。
園田仁右衛門さんとは、明治28年に移住団体60戸の長として胆振有珠郡に来られましたが、明治31年に東川町の農場管理人として移住開拓に従事された方とのことです。
御本殿の後ろの水田には、渡りの途中のオオハクチョウが羽を休める姿がたくさんありました。
これもこの時期の楽しみの一つです。
鳥居と社号標
御本殿
園田仁右衛門翁碑
羽を休めるオオハクチョウ
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