忠和神社

北海道 伊納駅

水神龍王神社から嵐山方面に向かい、下水処理センターの前から脇道に入ります。
行けるところまで車で行こうと進んでいくと、すぐ近くまで行くことができました。
車を置いて歩くことも覚悟していたので、大変助かりました。

斜面に不揃いな階段が付けられており、歩きづらくなっています。
慎重に歩いて鳥居にたどり着きましたが、石造りの立派な鳥居でした。
そしてなぜか、鳥居の足元には小さな燈籠があります。

その先には拝殿と地神塔がありました。
拝殿は思っていたよりはしっかりとしていましたが、戸の前には梯子が横に置かれており侵入を拒んでいるかのようです。
戸を開けようとすると鍵はかかっておらず、少し開けることができました。
中には御本殿があり、その前には御賽銭箱もありますが、これ以上戸は開かず梯子にも阻まれているため中には入れません。
御賽銭と思しき小銭が戸の前に置かれていましたので、私もそこに並べて置きお参りをしました。

忠和の旭川市下水処理センター近くにある無人の神社。
この神社に参拝する際は足元に十分ご注意ください。参道が急な坂になっており石段はありますが途中で途切れている上に木の根っこが伸びています。私が参拝した時は秋頃で雨が降った跡だったので濡れた落ち葉が滑って急な坂も相まって危なかったです。
肝心の本殿なのですが、お世辞でも状態が良いとは言えません。水神龍王神社隣のお稲荷様もボロボロでしたが、こちらの神社はさらにボロボロで正面の扉が歪んで開かなくなっていました。山を挟んだ向こう側にある台場神社とは対照的です。
ただ側に小川が流れていて周りを自然に囲まれたこの場所も悪くはありません。
嘘か本当か、ネット上ではもののけ姫に出てきそうだからもののけ神社と呼ばれているとか。