うらうすじんじゃ
浦臼神社
北海道 鶴沼駅
275号経由の帰省で月形あたりから狐の嫁入りとなり、虹がずっと見えていたので寄ってみました。昨年はエゾエンゴサクの群生を見にきましたが、今年はちょっと遅かったかな?
ニノ鳥居傍から参道の木のトンネル越しに虹が見えています。分かりやすいように画像は少し加工してますので、実際にはもっと淡い色合いでした。
エゾエンゴサクに混じってエンレイソウやカタクリも咲いてます。
濡れた石段を下るのは怖いので、ニノ鳥居の左手前から斜め下に伸びる山道を降りました。
道端にはヒトリシズカや
クルマバソウも咲いていました。
どこの神社に参拝しようかと情報を集めているうちに、浦臼神社の情報がヒットしました。
浦臼神社はカタクリとエゾエンゴサクの群落が見られるそうで、エゾエンゴサクのピークは4月中旬から下旬、カタクリのピークは4月下旬から5月上旬とのことで、エゾエンゴサクとカタクリが両方満開という光景を見られるのは4月下旬からGWにかけてのわずかな時期とか。
これは行かないわけにいきません。
この日は絶好の天気となりました。
ただ……風が非常に強い日となりました。
道の駅つるぬまに車を置いて浦臼神社に向かうと、体が飛ばされそうになりました。
どうにか鳥居までたどり着きます。
するとエゾエンゴサクが咲き誇っていました。
でもここにはまだカタクリは見当たりません。
参道には廃線となったJR札沼線(北海道医療大学~新十津川間)の踏切があります。
これで参道に鉄道が走っていた神社を参拝したのは4社目でしょうか。
鉄道ファンとしては、まだ鉄道が走っているうちに参拝しておきたかったです。
踏切を渡ると長い石段があります。
上っていくと、カタクリの花も現れてきました。
石段を上り終えると、凛々しい顔をした狛犬さんが迎えてくれました。
さらに先にはもう一組の狛犬さんが迎えてくれました。
拝殿の手前には手水石がありました。
こちらは明治41年に雨乞いの結願に建立されたもののようです。
拝殿の石段脇にも小さな狛犬さんがいました。
狛犬さんに見守られながら参拝をしました。
神社境内にも、隣接する公園にも、カタクリとエゾエンゴサクが咲き誇っていました。
さらにはフクジュソウも見られ、素敵な花詣となりました。
しかし帰りは……この石段を下りるのはとても怖かったです。
手すりを離さず、慎重に下りきりました。
社号標と鳥居
エゾエンゴサクの群落
廃線となった踏切
寂しい線路跡
石段脇のカタクリ
凛々しい狛犬さん(大正9年奉納、昭和28年樺戸川神社合祀の時にこちらに移される)
凛々しい狛犬さん(吽形)
境内に広がるカタクリとエゾエンゴサク
狛犬さん(阿形)大正7年奉納
狛犬さん(吽形)
手水石
拝殿前の狛犬さん(阿形)
拝殿前の狛犬さん(吽形)
拝殿
拝殿内
隣接する公園内のカタクリとエゾエンゴサク
フクジュソウも
この石段、下りるのは怖い
こちらの神社はエゾエンゴサクとカタクリの群生で有名です。観光協会の情報でまだ早いのは知っていましたが、マガンの飛来地として有名な宮島沼が未だに雪に覆われているため、付近に分散しているマガンに会えないかとお向かいの鶴沼公園に来たので、参拝しました。今月中にまた山散策仲間と訪れる予定です。
雪は一ノ鳥居付近が1番残っていて、階段から上は芽吹はまだ先のようですが、雪もなく、朝日と共にお詣りしました。手を合わせていると拝殿の横からドラミング。すぐそばでアカゲラが一羽、それに呼応するように奥からもドラミングが聞こえます。頭上にはマガンやハクチョウの雁行。駐車場には緑色のジョウビタキ。公園にも色んな鳥がいて、お目当てのマガンも昨夜沼で羽を休めていたようで、飛び立つのを目にすることができました。清々しい旧暦3月1日朔日詣になりました。
鶴沼公園から神社側を臨む。右の方に鳥居が見えています。
マフラーしている狛犬さん。
帰りは念のため手摺を使いました。一ノ鳥居と石段の間にある札沼線は廃線になり、両脇は柵で線路に通り抜けられないようになっていました。
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