いくしゅんべつじんじゃ
幾春別神社
北海道 光珠内駅
北海道三笠市幾春別町は『8時だョ!全員集合』OPソングにも使われた北海盆唄発祥の地。炭鉱が栄えた当時は活気に溢れていたのでしょう。幾春別神社さんは令和の時代にもひっそりと町を見守っています。
拝殿
落ち葉がかき集められていました。
境内にはまだ紅葉がちらほら。
隣には八幡神社(稲荷神社?)の祠も。
冬場は除雪されないとのことです。
この日最後に参拝したのは幾春別神社です。
三笠市街から桂沢ダム方面に向かい、幾春別の市街地のはずれに鎮座しています。
鳥居と社号標の先には石段があり、これを上った高台に神社があります。
上りきると、数々の狛犬さんが目に飛び込んできました。
拝殿の前に3組の狛犬さんがありました。
一番手前の狛犬さんの奉納年はわかりませんでしたが、2番目の狛犬さんは明治37年に奉納された歴史あるものでした。
一番拝殿側の狛犬さんは昭和33年に奉納されたものです。
2番目の狛犬さんよりは若いのですが、それでも私より年上です。
拝殿で参拝をして、境内社に向かいました。
こちらは赤い鳥居が連なっており、稲荷神社かと思いましたが、ネット上の情報を見ると八幡神社のようです。
こちらにも1組の狛犬さんがあります。
これは拝殿前の狛犬さんと同じ人が同じ時に奉納したようです。
しかし狛犬さんの表情などはそれぞれ異なっています。
境内社の横には奉安殿にも似た謎の祠があります。
これまで見てきた奉安殿よりかなり小さいので、奉安殿ではないと思いますが、いったいこれは何なのでしょうか。
謎を残したまま、幾春別神社を後にしました。
社号標と一の鳥居
石段と二の鳥居
境内
手水舎
反対側にも手水石
狛犬さん(奉納年不明) 阿形
狛犬さん(奉納年不明) 吽形
2組の狛犬さんと拝殿
狛犬さん(明治37年奉納) 阿形
狛犬さん(明治37年奉納) 吽形
狛犬さん(昭和33年奉納) 阿形
狛犬さん(昭和33年奉納) 吽形
境内社の鳥居
境内社の狛犬さん(昭和33年奉納) 阿形
境内社の狛犬さん(昭和33年奉納) 吽形
境内社
謎の祠
4,5/9
今日はドライブ日和。時間もまだあるので、市来知神社の兼務社その2、幾春別神社まで足を伸ばすことにしました。旧奔別炭鉱立坑櫓が今も残る幾春別市街地を望む小高い丘の上に建ち、古い狛犬さんが何組も奉納され、赤い鳥居が立ち並ぶ境内社もあり、炭鉱が盛んだった頃の賑わいを偲ばせます。
お詣りの後、一ノ鳥居のそばに置かれた看板を見て、近くの魚染の滝に行ってみることにしました。近づくと滝の爆音が響いてきて、ひょっこりと地図にはない神社も現れました。後で市来知神社の神職さんにお伺いしてみたところ、龍神様を祀っているようです。実は今日は、思いがけず龍尽くしの1日になったのですが、この時はまだ知る由もなし。
寂れていくには惜しい神社です。
鳥居脇の看板に導かれて近くの魚染の滝へ。
滝に下りる通路は閉鎖されているようで、上から眺めることしかできませんが、看板によると川の切替工事の際にできた人工の滝だそうで、なかなかの迫力です。
参道の両脇には石仏やお地蔵さん、水難の碑なども。
境内が少し高くなっているため、滝が良く見えました。
神社の左側は私有地なので、滝側の道を通るようにとの案内があります。
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