『猿のような赤い顔』ベニマシコ【留辺蘂神社で見られる動物㉚】

正午は摂氏25℃の気温だった北見市留辺蘂町です。

本日も帯広や札幌、地元留辺蘂町などからいらっしゃいました皆様、ようこそお参り下さいました。

これから夏本番に向けて、更に気温が上昇しますね。

くれぐれも熱中症にお気を付け下さいませ。


さて先日、参拝者様から報告を受けて現場へ急行したところ、なんとも立派なアオダイショウが。


ちょっ…伊黒さあぁーーーん！青い鏑丸を忘れてますよーーー！？＼(゜ロ＼)(／ロ゜)／


禰宜は蛇柱ではない上、蛇が得意ではありません。

どうしたものかと取り敢えず仁王立ちしていると、さすが賢い鏑丸。

禰宜など意に介さず、悠々と茂みに消えて行きました(^_^;)。


樹上に赤い鳥がいると思って撮影すると、ベニマシコのオスでした。

体が赤いため、その名の通り「紅（ベニ）」、 「マシコ」は猿子と表記され、猿のように顔が赤いため名付けられたのだとか。

子育てシーズンなので、おそらくメスも近くにいるのでしょう。

オスに比べて茶色い保護色らしいので、見つけることは出来ませんでした。


ずいぶん心配性な鳴き方をするシジュウカラがいると思って見上げると、子ども達を教育中のママがいました。

枝を飛び移るのが怖いのか、木陰に隠れてママを呼ぶ子ども達。

近くにカラスがいるので、シジュウカラ・ママは気が気ではない様子。

大急ぎで子ども達を呼び寄せ、安全地帯へ行きたいようです。

子育ては大変だよね～、と思いながら静かにその場を後にしました。


境内にキタキツネの親子も現れましたが、同じく子育て中のカラス達に追いかけられていました。

無事に子ども達が独り立ちして、はやくホッと一息つけるといいですね（^^）。