釧路一之宮 厳島神社の日常(111回目)|北海道釧路駅
御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方
投稿日:2020年05月01日(金)
当神社では各種SNSアカウントを持っていますが、時々ホトカミ読者様だけに向けた記事も書いていこうと思います。(12回目)
外出自粛の日々が続く中、寺社へのお参りも控えていらっしゃる方も多いのではと思います。
当神社にお心を寄せてくださっている皆様に楽しんでいただけたらと思い、これから数回に渡りこれまでの4年間でお分かちしてきた御朱印にまつわるエピソードをお話ししたいと思います。
*********************
1年前の5月1日、令和の新しい御代が始まりました。
あの日の釧路は朝から雨が降っており、5月に入っても鳥肌が立つほど寒かったのを覚えています。
前日の平成最後の日には多くの方が参拝にいらっしゃっていましたが、改元とはいえそれと同じくらいを想定していた職員一同。まさかこの後、前代未聞の大混乱が巻き起ころうとは微塵も想像できませんでした…
ご存知の通り、令和初日の神社は全国的に御朱印を求める参拝者で溢れかえっていました。噂に聞くところによると、伊勢神宮では元旦以上に人が集まり、周辺の道路は早朝から大渋滞だったそうです。
ここ釧路でも三が日を彷彿させるかのような人の波で、午前中の時点で社務所の机に乗り切らないほどの御朱印帳の山が出来上がりました。
受付をして、型絵と朱印を押し、文字を書き入れ、色塗りをし、お返しをする…という作業を担当制にして流れ作業のように一冊を仕上げていきます。
どうしても一冊に5〜10分かかってしまうため、こなしてもこなしても終わりが見えず、職員総出で対応をさせていただいても全ての方に当日中のお返しが出来ないほど…御朱印の書き入れ作業は深夜まで続きました。
その節はご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。。
新帝陛下の御即位を記念し、当神社では釧路湿原の上丹頂鶴が舞う特別御朱印を頒布いたさました。この御朱印の鶴も型絵で彫っています。
御朱印はすべて手作業で記帳しているため非常に時間がかかるのですが、ゴールデンウィークだけで1,000件以上の帳面にお書き入れをした結果、鶴の型絵が壊れてしまい急遽2代目を彫り直すというトラブルにも見舞われました。
今振り返ってみても本当に大変な数日間でしたが、平成から令和への御代替わりは間違いなく生涯忘れることのない出来事のひとつとなりました。
その後に行われた即位禮の儀には萬歳旗(ばんざいばん)を、大嘗祭には日本の総氏神でいらっしゃる天照大神さまの特別御朱印を頒布致しました。
このとき社務所内に記帳台を設け皆様に奉祝のご記帳をいただき、後日神社庁を通し宮内庁へ奉呈いたしました。
一連の御即位に係る宮中行事を釧路の皆様と一緒にお祝いさせたいただけたことを嬉しく思うとともに、国民全体が改めて日本という国を誇りに思えるひとときであったと感動致しました。
現在日本国内に限らず世界中で未知の脅威と戦う日々が続いていますが、ひとりひとりが手を取り合い、互いに協力し合うことでこの危機を乗り越えていけるものと信じています。
一日も早く元の平穏な世の中に戻ることを心から祈っています。
◆次回につづく◆
外出自粛の日々が続く中、寺社へのお参りも控えていらっしゃる方も多いのではと思います。
当神社にお心を寄せてくださっている皆様に楽しんでいただけたらと思い、これから数回に渡りこれまでの4年間でお分かちしてきた御朱印にまつわるエピソードをお話ししたいと思います。
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1年前の5月1日、令和の新しい御代が始まりました。
あの日の釧路は朝から雨が降っており、5月に入っても鳥肌が立つほど寒かったのを覚えています。
前日の平成最後の日には多くの方が参拝にいらっしゃっていましたが、改元とはいえそれと同じくらいを想定していた職員一同。まさかこの後、前代未聞の大混乱が巻き起ころうとは微塵も想像できませんでした…
ご存知の通り、令和初日の神社は全国的に御朱印を求める参拝者で溢れかえっていました。噂に聞くところによると、伊勢神宮では元旦以上に人が集まり、周辺の道路は早朝から大渋滞だったそうです。
ここ釧路でも三が日を彷彿させるかのような人の波で、午前中の時点で社務所の机に乗り切らないほどの御朱印帳の山が出来上がりました。
受付をして、型絵と朱印を押し、文字を書き入れ、色塗りをし、お返しをする…という作業を担当制にして流れ作業のように一冊を仕上げていきます。
どうしても一冊に5〜10分かかってしまうため、こなしてもこなしても終わりが見えず、職員総出で対応をさせていただいても全ての方に当日中のお返しが出来ないほど…御朱印の書き入れ作業は深夜まで続きました。
その節はご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。。
新帝陛下の御即位を記念し、当神社では釧路湿原の上丹頂鶴が舞う特別御朱印を頒布いたさました。この御朱印の鶴も型絵で彫っています。
御朱印はすべて手作業で記帳しているため非常に時間がかかるのですが、ゴールデンウィークだけで1,000件以上の帳面にお書き入れをした結果、鶴の型絵が壊れてしまい急遽2代目を彫り直すというトラブルにも見舞われました。
今振り返ってみても本当に大変な数日間でしたが、平成から令和への御代替わりは間違いなく生涯忘れることのない出来事のひとつとなりました。
その後に行われた即位禮の儀には萬歳旗(ばんざいばん)を、大嘗祭には日本の総氏神でいらっしゃる天照大神さまの特別御朱印を頒布致しました。
このとき社務所内に記帳台を設け皆様に奉祝のご記帳をいただき、後日神社庁を通し宮内庁へ奉呈いたしました。
一連の御即位に係る宮中行事を釧路の皆様と一緒にお祝いさせたいただけたことを嬉しく思うとともに、国民全体が改めて日本という国を誇りに思えるひとときであったと感動致しました。
現在日本国内に限らず世界中で未知の脅威と戦う日々が続いていますが、ひとりひとりが手を取り合い、互いに協力し合うことでこの危機を乗り越えていけるものと信じています。
一日も早く元の平穏な世の中に戻ることを心から祈っています。
◆次回につづく◆
すてき
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