だいしょういん|真言宗御室派
大聖院
広島県 広電宮島口駅
昨日は弥山に登り、本日は本坊を参拝。下山しながら横目に見て、境内の大きさと立派さを感じいっていたけど、入山するとそれを改めて感じる。各お堂の風格、特に摩尼堂の豪華さには圧倒。
【令和四年十一月二十一日参拝】大聖院
大聖院の由来
大聖院は真言宗御室派の大本山であり、関西屈指の名刹です。
鳥羽天皇の勅願道場として、明治天皇が中国地方を御巡幸された際の行在所になるなど歴代皇室との関係も深くあります。
明治維新までは十二坊の末寺を有し、厳島神社の別当寺として祭祀を行っていた厳島の総本坊です。
仁和寺と当院は本山と末寺というだけでなく、深く関係を持つ。
仁和寺第十二世門跡から十五世門跡までは京都の大聖院という仁和寺塔頭にて法務を執られていたこともあり、第二十世任助法親王(厳島御室)が法流宣布の為に厳島大聖院に御止住せられたのは先ほど述べたように仁和寺塔頭に大聖院があった為特に厳島大聖院を法流相伝の御室に充てられたものと思われる。
また当山の本堂は鳥羽天皇の勅願道場であり、仁和寺第五世覚性法親王は鳥羽天皇の第五皇子です。
治承四年(1180)三月の高倉上皇の御社参について記した土御門内大臣源通親公の「高倉院厳島御幸記」には厳島神社の別当寺といわれる所以が示されている。
現在、厳島神社の恒例行事である玉取延年祭(旧暦七月十八日)や、大晦日の鎮火祭は当山から始まったもので、神仏習合の密接な関係が伺われる。
〜大聖院HPより~
まずは御朱印から…
🐯干支の切り絵御朱印
波切不動明王の御朱印
大聖院の御朱印
ライトアップ御朱印
仁王門
龍の彫刻が立派です🐲
手水鉢
五百羅漢庭園
美人過ぎて見惚れてしまいました🥰
御成門
観音堂
こちらの彫刻も立派です🐉
観音堂を横から📸
観音堂脇の庭園
庭園のお堂 こちらは扉が開きました。
中を開けてお参り🙏
勅願堂
勅願堂前のこちらの鉢に水が張っていて、水みくじができます。
無事に登山できるか❓占ってみたら…
慣れた頃に怪我注意とあったので、行きは歩きで、帰りはロープウェイを使う事にしました😅
ご忠告のお陰で、行きは大聖院コースを登山→帰りはロープウェイで帰ってきて無事でした🥰
勅願堂には、波切不動明王様が…
前から📸
横からも📸
今回は弥山登山がメインなので、名残惜しいですが、翌朝再度お参りする事にして、ここで引き返します。
鐘楼
御成門
こちらの仏像、うっとりする程美しいです✨
五百羅漢庭園を上から📸
仁王門を出て、すぐ脇にある小道を進みます。
御山神社の第一の鳥居をくぐると…
すぐ近くに懺悔地蔵
さらに奥に進むと…
瀧不動
扉が閉ざされていたので、外からお参り🙏
この後、瀧宮神社をお参りして大聖院コースを登山しました。
ほぼ階段ばかりの道で、階段の一段目が高く設定されてるとこも多かったので、帰りはロープウェイにして正解だったなと思います。
厳島神社さんの別当寺であり、空海さんの創建と伝わる非常に由緒あるお寺さんです。
境内にはユニークな石像や様々な建物があり、進むごとにいろんな姿が見られるとても楽しいお寺さんです。Wikipedia に「エンターテイメント性に富んだ寺院であると言える」と記載がありました。不謹慎な表現かもしれませんが、「そう、そんな感じ!」と思いました。
厳島神社さんとは神仏習合の時代からのお付き合いのお寺さんなのに、よくある観光ルートに組まれていないのが非常にもったいないです。
空海さんが修行された弥山(みせん)に大聖寺さんの弥山本堂があり、その弥山は日本百霊峰にも入っているので、また宮島に来て登拝させて頂こうと思います。
宮島に人生でもう4回来てるのですが、みるべき名所が次から次へとでてきます。
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