くづはちまんぐう
久津八幡宮のお参りの記録一覧
神社の入口にJR高山本線の踏切りがある。
377年仁徳天皇の勅命により、武振熊命が飛騨国の両面宿儺を征討の途上、応神天皇を祀ったのが始まりと伝わる。
1159年平治の乱の募兵で飛騨に入った源義平が、鶴岡八幡宮を勧請した。
1412年飛騨国領主・白井太郎俊国が現在の本殿を再建し、1581年飛騨国領主・三木自綱が拝殿を再建した。
以降飛騨国藩主金森氏や江戸幕府の代官、郡代に保護され、飛騨国二の宮、南飛騨総鎮守として崇敬を集めた。
本殿(現在修復中)と拝殿が重文指定されている。
1854年の修理の際に拝殿蟇股に取り付けられた鯉は火難除けを意味し、伝説の水を呼ぶとされる。矢はその水を受け止めるといわれ依頼、火災、大水の被害が無いとされる。
拝殿
拝殿
拝殿
幣殿(1827年再建)
幣殿(1827年再建)
本殿(工事中)
本殿(工事中)
神木(夫婦杉)
美魂神社
美魂神社
下呂、飛騨高山巡り🔟 はい、ラストです。実は番外です。午前中下呂にサヨナラして高山に行く途中で美しい庭園で有名な禅昌寺にお邪魔する予定でした。しかし行って見ると山門を大々的に修理している最中で、あまりに痛々しいので今回は断念しました。なので飛騨護国神社が最後になるはずでした。ちょっと心残りです。ところが高山から帰って来る途中に久津八幡宮の看板を見てしまいました。まだ4時前だったのでちょっと寄ってみることにしました。インパクトなかったらすぐ帰るつもりでしたが・・・
駐車場から鳥居を探して来てみたら何と鳥居の真ん前が線路の踏切でした😳 鎌倉のどこかの神社みたい。途端にテンション上がりましたよ🤩
よく来たね、と
狛犬さんに歓迎されました。
鳥居の向こうには歴史を感じさせる建物が。
拝殿でした。安土桃山時代(1581年)の建立で国指定重要文化財です。
水を呼ぶ鯉のお話です。
なるほど上を見上げると軒下に鯉がいました。
さらに水が出すぎて大水に悩まされて、鯉を狙う矢も作られました。それ以降は落ち着いたらしいです。
確かに矢もありました。
拝殿の扁額です。
立派な手水舎。
久津八幡宮の宝物のパネルがありました。宣伝上手ですね。
拝殿の向こうにあったのは幣殿と呼ばれる建物です。比較的新しく文政10年(1827年)建立です。その後ろに本殿があります。
こちらも国指定文化財です。拝殿より古く室町時代(1412年)建立です。
色々親切に説明してくれます。
普通本殿はほとんど隠されていてチラッとしか見れないのですが、こちらは見ろ見ろと積極的です。
本殿の彫刻のウグイスが本当に鳴いたそうです。
本殿です。
暗くてちょっと見にくいですが、中央に鳴いたウグイスの彫刻があります。
さらに国の天然記念物までもあります。夫婦杉です。
右側のこちらが雄杉で、
左側のこちらが雌杉だそうです。両方とも樹齢1,500年です。ほぼ創建時からあるということになります。生命力の凄さがわかります。
踏切の音が鳴ったので鳥居まで走って、パシャリと撮りました。間に合って良かった😀
御朱印は頂けませんでしたが、いいラストになりました。前の日にあったイヤな思いも吹っ飛びました。ありがとうございました!
【飛騨國 式内社巡り】
久津八幡宮(くづ・はちまんぐう)は、岐阜県下呂市萩原町にある神社。飛騨國二之宮の論社で、旧社格は県社。祭神は応神天皇。本殿および拝殿は国指定の重要文化財。境内の夫婦杉は国の天然記念物。
創建は不詳。社伝によると、仁徳天皇の御代の377年、飛騨に出現した鬼人・両面宿儺(りょうめんすくな)を成敗した武振熊命(たけふるくま)が、当地に応仁天皇を祭祀したと伝わる。平安時代後期の1159年に、河内源氏の棟梁である源義朝の長男・源義平が当地を訪れた際、鶴岡八幡宮を勧請している。室町時代の1412年に飛騨国領主の白井太郎俊国が本殿を再建し、安土桃山時代の1581年に三木自綱が拝殿を再建している。明治時代に入り、近代社格制度のもと県社に列格した。
当社は、JR高山本線・飛騨萩原駅の北方1.5kmの、飛騨川左岸の平地にある。入口のある境内西端にはJR高山本線と国道41号線が走っている。境内は南北に長く、北側は広い駐車場となっていて、南側が社殿等のあるエリアとなっている。当社の特徴は国指定の重要文化財となっている本殿と拝殿で、これに加え、本殿の脇に国の天然記念物となっている夫婦杉が立っているところ。いずれも見応えがあり、説明書きも充実していて楽しめる。
今回は、飛騨國の式内社、飛騨國二之宮、旧県社、本殿・拝殿が国指定の重要文化財であることから参拝することに。参拝時は平日の午後で、自分たち以外には参拝者はいなかった。
境内西端南寄り入口全景。国道41号線のすぐ東側に線路があって、その東側にある。ここは車両進入禁止。
車両で参拝の場合、ここから北に数百m行ったところに駐車場に入るための踏切がある。
<鳥居>と<社号標>。
鳥居の左側にある<狛犬>。オーソドックスな形。
鳥居の右側にある<狛犬>。
鳥居をくぐって、左方向に数十m進んだところにある<手水舎>。
鳥居の下から<拝殿>全景。安土桃山時代1581年の再建。桁行五間、梁間四間、一重、入母屋造、杮葺。国指定の重要文化財。
拝殿の蟇股に取り付けられた、火難除けの守護の「水を呼ぶ鯉」。
当地の昔話により、蟇股に取り付けられた「矢」。「水を呼ぶ鯉」に向けられている。
<拝殿>を斜めから。国重文らしい趣のある建築物。
拝殿の裏手にある<幣殿>。江戸時代後期1827年の建立。少し高いところにある。
幣殿前左側の<狛犬>。割とオーソドックス。
幣殿前右側の<狛犬>。
幣殿の後ろにある<本殿>。室町時代1412年の再建。三間社流造、杮葺。国指定の重要文化財。
幣殿・本殿の左側(北側)にある境内社<美魂神社>。地元の戦没者239柱を祀る。
美魂神社付近から、<本殿>全景。国重文らしく、堂々たる構え。
幣殿・本殿の左側(北側)にある<夫婦杉>。樹齢1200年、幹回り12.5mの雌雄対の杉。雌木には乳房上のコブがあり昔から子授け信仰があったという。昭和戦前1934年の室戸台風で幹の上部が折れたとのこと。
最後に、当社で最も印象に残った構図。幣殿・本殿と夫婦杉。(^▽^)/
飛騨国二之宮 久津八幡宮
線路のすぐ隣に鎮座しています。
ちょうど催しがあったらしく御朱印は遠慮しようかなと思っていたけど、境内をまわっているうちに終了したので無事に頂くことができました。
拝殿。
屋根のヘリの下あたりに鯉と矢の彫り物があります。
「水を呼ぶ鯉」
火除けの守護としての役割があります
大水に悩まされた人たちのために掘られた矢。
水を呼ぶ鯉に向けて取り付けたところ大水の心配がなくなりました。
夫婦杉
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