西方山極楽寺の日常(235回目)|岐阜県名鉄岐阜駅
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投稿日:2023年03月10日(金)
前回、中陰の話の中で少し触れた六道輪廻について改めて説明したい。
六道は天・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄の六つの世界から成る。上に記した世界方が良い世界とされ、生前の行いの善悪によって、死後どの世界に生まれるかが決まる。これが輪廻である。命は六道の間を輪廻し続けている。
たとえ上位の世界であっても、生老病死の苦しみから逃れることはできない。だから六道輪廻から抜け出すことを目指して修行する。輪廻するのは正しい道がわからないからであり、修行して悟りを開いて仏になれば正しい道がわかり輪廻を抜け出せる。これがお釈迦様の時代のインドの考え方である。
どの世界にも苦しみがあるから輪廻から抜け出したいという考えは悲観的に思えるが、それだけ当時のインドが過酷な環境だったからだと言われている。そこから生まれた仏教も、現代の私達から見れば後ろ向きに感じる面もある。阿弥陀様のような万能の仏や、極楽浄土のような理想郷が求められたのも、何としても輪廻を抜け出したいという強い願いの表れだ。六道輪廻や当時のインドの環境を踏まえると、仏教への理解がより深まるだろう。
六道は天・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄の六つの世界から成る。上に記した世界方が良い世界とされ、生前の行いの善悪によって、死後どの世界に生まれるかが決まる。これが輪廻である。命は六道の間を輪廻し続けている。
たとえ上位の世界であっても、生老病死の苦しみから逃れることはできない。だから六道輪廻から抜け出すことを目指して修行する。輪廻するのは正しい道がわからないからであり、修行して悟りを開いて仏になれば正しい道がわかり輪廻を抜け出せる。これがお釈迦様の時代のインドの考え方である。
どの世界にも苦しみがあるから輪廻から抜け出したいという考えは悲観的に思えるが、それだけ当時のインドが過酷な環境だったからだと言われている。そこから生まれた仏教も、現代の私達から見れば後ろ向きに感じる面もある。阿弥陀様のような万能の仏や、極楽浄土のような理想郷が求められたのも、何としても輪廻を抜け出したいという強い願いの表れだ。六道輪廻や当時のインドの環境を踏まえると、仏教への理解がより深まるだろう。
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