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大善寺玉垂宮ではいただけません
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だいぜんじたまたれぐう

大善寺玉垂宮
福岡県 大善寺駅

御朱印について
御朱印
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限定
-
御朱印帳
-
ありません
パーキング
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あり

有り

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惣一郎
2023年04月19日(水)
1269投稿

【筑後國 古社巡り】

玉垂宮(たまたれぐう)は、福岡県久留米市大善寺町宮本にある神社。旧社格は県社。祭神は玉垂命、八幡大神、住吉大神。例祭の「鬼夜」は日本三大火祭りの1つに数えられ、国の重要無形文化財に指定されている。

社伝によると、神功皇后の三韓出兵に大功のあった藤大臣(とうのおとど:高良大明神、玉垂命)が当地で没したとされ、天武天皇の御代672年に三池長者師直が法相宗の僧・安泰に、当地に祭神を祀る堂宇を建てさせ御廟院高法寺と号したことに始まる。のちに天台宗となり、平安時代前期の814年に殿堂、楼門、回廊などを建立し、寺号を大善寺と改めた。盛時には衆徒四五坊、社領三千町を有したという。長きにわたり神仏習合の形で発展したが、明治の廃仏毀釈により玉垂宮のみが残り、近代社格制度のもと県社に列格した。

当社は、西鉄天神大牟田線・大善寺駅の北方500mの、筑後川の支流・広川の北岸、平地にある。東側に西鉄天神大牟田線、西側に県道23号線が通る境内はかなり広さがあり、旧県社らしいサイズ感。基本草木が少なめなので境内は明るく、社殿以外の場所にも、神仏習合の名残りを感じる昔の伽藍が点在している。見て廻っていてなかなか楽しい。

今回は、福岡県の旧県社であることから参拝することに。参拝時は休日の午後で、自分以外にも数人、おひとり様参拝者を見掛けた。

大善寺玉垂宮(福岡県)

境内南端西寄り入口の<一の鳥居>。社号標は見当たらなかったが、鳥居の大きな石扁額で社号が分かる。

大善寺玉垂宮(福岡県)

参道進んで<二の鳥居>。

大善寺玉垂宮(福岡県)

二の鳥居のすぐ後ろにある<神門>。

大善寺玉垂宮(福岡県)

神門前左側にある<坂本社>。門守社の役割かな。

大善寺玉垂宮(福岡県)

神門前左側にも同じ社号の<坂本社>。

大善寺玉垂宮の建物その他

神門をくぐったところからの眺め。まだ社殿は見えず、二階建ての楼門とその両側に透塀が見える。

大善寺玉垂宮(福岡県)

参道左手で見掛けた、大事に祀られている岩。

大善寺玉垂宮(福岡県)

参道右側にある<手水舎>。

大善寺玉垂宮(福岡県)

階段を数段上がったところにある<随神門>。

大善寺玉垂宮(福岡県)

随神門をくぐったところからの眺め。

大善寺玉垂宮(福岡県)

参道左手、少し離れたところにある<社務所>。新しくて立派だが、雨戸が閉まっていて無人みたい。

大善寺玉垂宮(福岡県)

<拝殿>全景。オーソドックスな形。なかなか立派なサイズ。

大善寺玉垂宮(福岡県)

拝殿前左側の<狛犬>。

大善寺玉垂宮(福岡県)

拝殿前右側の<狛犬>。

大善寺玉垂宮(福岡県)

<拝殿>正面。扁額はなし。一部だけが開いている。

大善寺玉垂宮(福岡県)

拝殿後ろの<本殿>。

大善寺玉垂宮(福岡県)

社殿左奥の境内社群。左から順に<黒岩社>、<祇園社>、<恵比須社>。
ここから社殿を中心に、時計回りに境内を見て廻る。

大善寺玉垂宮(福岡県)

社殿右奥の境内社①。表札はあるが字が消えてしまっていて社号は不明。

大善寺玉垂宮(福岡県)

社殿右奥の境内社②。表札には「大黒天社」とある。

大善寺玉垂宮の鳥居

社殿右奥の境内社③。鳥居の石扁額には「佐野神」と刻まれている。

大善寺玉垂宮(福岡県)

境内社③の社殿。説明板によると「幸の神」と記されているが、社殿と磐座、どちらが神様なのかしら?
なお、Google Mapだと「サイの神」と表示されている。「幸」を「サイ」と読むのかな?

大善寺玉垂宮(福岡県)

随神門の東方にある建物群。扁額や表札などはないが、祭器庫とか神輿庫なのかな。

大善寺玉垂宮(福岡県)

随神門の手前の東方にある<鐘楼>。

大善寺玉垂宮の末社

鐘楼の東側にある<平獄宮・天満宮>。

大善寺玉垂宮(福岡県)

境内東端にある<獅子堂>。

大善寺玉垂宮(福岡県)

獅子堂の南側にある<生目八幡宮>。

大善寺玉垂宮の建物その他

生目八幡宮の南側にある<大善寺旧庫裡>。

大善寺玉垂宮(福岡県)

旧庫裡の南側からは西鉄の電車が見える。

大善寺玉垂宮(福岡県)

最後に<社殿>全景。昔の栄華が伺える、さすが旧県社と納得させられる神社。(^▽^)/

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神祇伯
2021年07月16日(金)
1291投稿

久留米市において創建から1900年を数える随一の古社で、かつて神仏習合していた名残を社名に残す神社です。御祭神の玉垂命さまは記紀神話に出てこない筑後地方にて語られる正体不明の神様です。

大善寺玉垂宮の鳥居

《一の鳥居》
「玉垂宮」と扁額に書かれています。

大善寺玉垂宮の建物その他

《祭事表》
この1月7日の鬼夜神事、めっちゃ観に行きたいんですよね…

大善寺玉垂宮の鳥居

《二の鳥居と神門》

大善寺玉垂宮の山門

《手水舎と随身門》
黒々とした立派な随身門です。神仏習合の強い神社は建物が立派なイメージですね。

大善寺玉垂宮の本殿

《拝殿》🙏
御祭神の玉垂命様を祀ってる神社で代表的なのは筑後国一宮の高良大社ですが、実は高良大社が創建される前からこの神社があったので、高良大社の元宮ともいわれています。

大善寺玉垂宮の建物その他

《社務所》
御朱印いただきました🙏

大善寺玉垂宮の建物その他

《灯台…?》
👁チェックポイント‼️
この灯台みたいなものは実は一の鳥居の前にかつてあった橋の柱で、川の氾濫で橋が流された中残っていたのを境内に移設しました。
この柱を中心に両側に広げてかかる橋の形が傘のように見えたことから「傘橋(からかさはし)」と呼ばれていたそうです。

大善寺玉垂宮の建物その他

《鐘楼》
今も鐘つけるんでしょうか。

大善寺玉垂宮(福岡県)

《佐野神》
他の地方では「塞神」ともいわれている道祖神の信仰と、陰陽道から派生した生殖器崇拝による安産の神さまとしての信仰が混ざっています。

大善寺玉垂宮の建物その他

《竹まとめ》
注連縄の支柱に使ってそう、と思いましたが鬼夜神事に使うのかもしれませんね。

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歴史

天武天皇の白鳳元年(六七三年)に三池長者師直が、玉垂宮の古跡に法相宗の僧安泰をして祭神を祀らせ、そばに一宇の精舎を開基して御廟院高法寺と号しました。後に、高法寺は延暦年間天台宗となり、弘仁五年(八一四年)に嵯峨天皇の勅命により、殿堂、楼門、回廊などを新たに建立し、善美を尽くしたので大善寺と改められました。盛時には衆徒四五坊、社領三〇〇〇町を有していたと伝えられます。 御祭神は、玉垂命(藤大臣(とうのおとど)・高良大明神とも称す)、八幡大神、住吉大神が祀られています。藤大臣は神功皇后の三韓出兵に大功があり、玉垂宮と神功皇后との関係が深い。『吉山旧記』によれば、藤大臣は仁徳天皇五五年に賊徒退治の勅命を受け、この地に下り筑紫を平定し、同五七年(三六九年)高村(大善寺の古名)に御宮を造営し筑紫の政事を行ったが、仁徳天皇七八年(三九〇年)にこ の地に没し祀られ、高良玉垂宮と諡(おくりな)されたと伝えられます。

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大善寺玉垂宮の基本情報

住所福岡県久留米市大善寺町宮本1463-1
行き方

西鉄天神大牟田線「大善寺駅」より徒歩5分

アクセスを詳しく見る
名称大善寺玉垂宮
読み方だいぜんじたまたれぐう
参拝時間

参拝自由

参拝にかかる時間

約15分

参拝料

なし

トイレなし
御朱印あり

限定御朱印なし
御朱印帳なし
電話番号0942-27-1887
お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。
ホームページhttps://tamataregu.or.jp/
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詳細情報

ご祭神《主》玉垂命
《合》八幡大神,住吉大神
創建時代103年
創始者水沼君
本殿権現造
文化財

傘橋記念塔(市重要文化財)

ご由緒

天武天皇の白鳳元年(六七三年)に三池長者師直が、玉垂宮の古跡に法相宗の僧安泰をして祭神を祀らせ、そばに一宇の精舎を開基して御廟院高法寺と号しました。後に、高法寺は延暦年間天台宗となり、弘仁五年(八一四年)に嵯峨天皇の勅命により、殿堂、楼門、回廊などを新たに建立し、善美を尽くしたので大善寺と改められました。盛時には衆徒四五坊、社領三〇〇〇町を有していたと伝えられます。 御祭神は、玉垂命(藤大臣(とうのおとど)・高良大明神とも称す)、八幡大神、住吉大神が祀られています。藤大臣は神功皇后の三韓出兵に大功があり、玉垂宮と神功皇后との関係が深い。『吉山旧記』によれば、藤大臣は仁徳天皇五五年に賊徒退治の勅命を受け、この地に下り筑紫を平定し、同五七年(三六九年)高村(大善寺の古名)に御宮を造営し筑紫の政事を行ったが、仁徳天皇七八年(三九〇年)にこ の地に没し祀られ、高良玉垂宮と諡(おくりな)されたと伝えられます。

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