今月は「神月(かみのつき)」と題し、玉串(たまぐし)を絵柄としております。
十月の異称「神無月(かんなづき)」は「無」の字が入っていることから「神様が居られない月」との説が古くからありますが、本来の語義はそうではなく、「無」は当て字であり、「な」は連体助詞「の」に当たり「神の月」を意味します。
当社では毎年十月十六日に「例祭(れいさい)」を斎行しております。「例祭」とは神社にとって最も重要なお祭りで、大祭に当たります。この時期は全国各地の多くの神社で秋祭りが行われています。まさに「神の月」と申せましょう。
今回の題材となっております玉串とは、祭典において神様に拝礼する際に捧げられるものですが、玉串の「玉」とは「魂」のことであり、私たちの心の底からの切なる思い、神様への感謝と祈願といった真心を、常に若々しく瑞々しい榊葉に込めて御神前に捧げられるものです。
このご朱印を通して、そのような厳粛な神祭の場を感じていただきたく願い奉製いたします。
※月替特別朱印は土日祝日の9:00~15:00で受け付けております。
※10月16日(日)は『例祭』により神職祭典奉仕の為、午前中はお預かりのみとさせていただきます。
予め御了承ください。
黒い台紙の御朱印帳も対応いたします。