すのさきじんじゃ
洲崎神社のお参りの記録一覧(5ページ目)
安房の国(千葉県房総半島南端)に2つある一宮の一つ。148段(だったかな…)ある階段を昇った先に本殿があります。
そしてそこから2〜3分歩いた所に鳥居の前方に富士山が拝める場所があります。残念ながら曇りで富士山は拝めませんでしたが、東京湾の眺めは綺麗でした。
最寄り駅はJR館山駅ですが、神社の近くまでバスが通っているとはいえ、訪れる際は車移動の方が良さそうです。
本殿
富士山が眺められる鳥居
噂の階段(笑)

#洲崎神社
主祭神はアメノヒリノメの命。相殿神にアメノフトダマの命、アメノトミの命。
#天比理乃咩命
パンフによればアメノフトダマの命の妃。アメノフトダマの命は忌部氏という古代豪族の祖神。その忌部氏に属する人物が書いた古語拾遺という書物に、アメノフトダマの命にゆかりのある神々に関する記述が豊富だが、意外にもあちらに彼女は出てこない。
パンフによれば、源頼朝が現在の神奈川県小田原市で、平氏に与する武将に敗れて房総半島まで逃れたことがあって、その際彼はここ洲崎神社に参篭して源氏の再興を祈った。公知の通りそれは見事に叶ったので、アメノヒリノメの命は再起・再興の神様として信仰される、とのこと。
#天富命
古語拾遺でも天富命。これによれば、アメノフトダマの命の孫で、初代・神武天皇と同時代に活躍した。パンフによると洲崎神社は元々、彼が祖父母にあたるアメノフトダマの命とアメノヒリノメの命を祀ったところだそうだ。
古語拾遺によれば、肥沃な土地を求めてまずは阿波の国(徳島県)にたどり着いた。その後さらに豊かな所を求め、阿波の忌部の一部を伴い東へ移動した。それで阿波から連れて来た忌部氏の住む所を安房と名付けた、と。
阿波も安房も「あわ」と読むが、やっぱり関係あったんだね。なお、徳島県にはアメノフトダマの命を祀る大麻比古神社(鳴門市)がある。
最新の限定御朱印情報が届く!
御朱印メルマガを受け取ろう
利用開始をもって利用規約・プライバシーポリシーに
同意したものとみなします。

ホトカミで困ったこと、不具合のご報告はこちらから
お問い合わせ
3
0