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東照宮について
東照宮の御朱印は黒石神社でいただけるとの事です。
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熊野奥照神社の次に東照宮を参拝しましたが中々見つからなくて車でグルグルと回ってしまいました。
公園の中に建っていて東照宮といえば豪華なイメージがありますが弘前東照宮は、豪華ではありませんでした。桃山時代の建築技術が生かされているようです。
弘前東照宮
(国指定重要文化財)
弘前東照宮
弘前東照宮の本殿
弘前東照宮の本殿
弘前東照宮の御朱印
(黒石神社で対応)
【陸奥國 古社巡り】
弘前東照宮(ひろさき・とうしょうぐう)は、青森県弘前市笹森町にある神社。旧社格は県社。祭神は徳川家康公、天照皇大御神。本殿は国指定の重要文化財。
創建は江戸時代初期の1617年、弘前藩2代藩主・津軽信牧が天海商人を通じ江戸幕府に日光東照宮から東照大権現の勧請を願い出て、弘前城天守の傍らに勧請したことに始まる。この勧請は御三家含め徳川家一門や他藩に先行する最初の東照宮の勧請で、信牧の正室・満天姫が養父である東照大権現に孝養を尽くそうという願いに発したと言われる。1624年に弘前城の北東に位置する現在地に遷座され、1628年に社殿を造営、天台宗東照院(のちの薬王院)を別当と定め、弘前藩直轄の神社として200石が与えられた。
明治元年(1868年)に廃祠とされそうになったが1870年に住民の希望で神仏判然令により別当薬王院から分離して復興、近代社格制度の下で郷社に列し、のちに県社に昇格した。昭和戦後に神社本庁に加盟する宗教法人となったが、平成に入り結婚式場への過大投資により経営難に陥って破産し、2015年に国重文の本殿を弘前市が収得、政教分離のため祭神は黒石神社(青森県黒石市)に遷された。
当社は、JR奥羽本線・弘前駅の北西1kmの、小型河川土淵川の西岸の平地にある。上述の通り、本殿のみ弘前市が保有しているため、現状、敷地は車道に面しておらず、鳥居や標識などもない。唯一の到達手段は、土淵川西岸の遊歩道のみとなっている。このようは実情を知らなかったため、参拝時は車で周りをさんざんぐるぐる廻ることとなってしまった。
今回は、青森県の旧県社、本殿が国重文であることから参拝することに。参拝時は休日の午後で、自分以外には参拝者は見掛けなかった。
小川沿いの遊歩道にある入口を入ると、広場の真ん中に<本殿>がポツンと建っている。
遠目に見ても、重厚感を感じる造り。
でも他に建物が何にもなく、<本殿>だけが立っているのには、かなり違和感がある。
正面に廻って、瑞垣込みで<本殿>全景。江戸時代前期1628年の建立。
桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、妻入、向拝一間、軒唐破風付、こけら葺。
瑞垣の間から、<本殿>全景①。ディテールで見ても美しい造り。
また瑞垣の間から、<本殿>全景②。祭神はすでに他の神社に遷されているとは言え、美しい建物を愛でる参拝者がいないのはかなり可哀想...(^_^;)
最後に、瑞垣の間、正面から<本殿>全景③。弘前市には、引き続き大事にしていただきたい。(^▽^)/
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