ひろさきはちまんぐう
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【陸奥國 古社巡り】
弘前八幡宮(ひろさき・はちまんぐう)は、青森県弘前市八幡町にある神社。旧社格は県社。祭神は応神天皇、神功皇后、玉依姫命。本殿、唐門は国指定の重要文化財。
創建は1612年、弘前藩2代藩主・津軽信牧の治世に、津軽家の元城・大浦城の鎮守であった大浦郷八幡の八幡宮を弘前城の鬼門である現在地に遷したことに始まる。以後、弘前藩の厚い庇護のもと、最勝院を別当寺として、津軽総鎮守、弘前総鎮守、弘前城鬼門守護として隆盛した。明治に入り、近代社格制度のもと県社に列格した。
当社は、JR奥羽本線・撫牛子駅の南西2.1km、弘前城址の北東の市街地、平地にある。境内は旧県社としてはやや小さめか。南側に境内社や社務所が集まり、拝殿から北側は塀で仕切られていて、国重文の本殿、唐門を見に行くには、社務所の人の許諾を取るルールになっている。もう一つ特徴としては、境内の南方300mの公道上に大きな一之鳥居があるが、その道は当社に突き当たることから、かつては相当隆盛を誇ったものと思われる。
今回は、青森県の旧県社、本殿、唐門が国重文であることから参拝することに。参拝時は休日の午後で、自分以外にも家族連れなど参拝者が数組訪れていた。
※この日、初めて津軽國(青森県)の神社を参拝したため、津軽國神社専用の御朱印帳を探したが、一之宮の岩木山神社や青森県護国神社にはオリジナル御朱印帳がなかったため、当社にて御朱印帳を購入した。
境内の南方300mの公道上に立つ<一の鳥居>。
境内南端入口の<二の鳥居>。
二の鳥居前左側の<狛犬>。かなり新しいタイプ。
二の鳥居前右側の<狛犬>。「マスク着用」のメッセージ付きマスク薬用。
参道の右手にある<手水舎>。この左側に<社務所>がある。御朱印はそちら。
<手水盤>はこんな感じ。青系のお花が綺麗~♪
参道左側の石碑類、小祠群。中央の小祠は<法喜稲荷神社>。
参道左側の<高山開運稲荷神社>。
<拝殿>全景。まだ新しいようで、朱色の塗装がパリッとしている。
<拝殿>正面。奥の上部には「八幡宮」の扁額。
拝殿に向かって左手にある建物。神輿殿と神馬舎が併設されている。扁額には「戌亥殿」とある。
説明書きには、神馬は昭和4年(1929年)の奉納とある。
戌亥殿の右手にある<天満宮>。
天満宮の右隣にある、社殿拝観用の門。社務所に声かけすれば拝観可能との張り紙。
拝殿後ろの<唐門>と<本殿>。ともに江戸時代初期1612年の建立。
唐門前左側の<狛犬>。
唐門前右側の<狛犬>。かなり古そうで、かなり個性的な外観。
本殿前に建つ<唐門>。四脚門、入母屋造、前後軒唐破風付、こけら葺。
唐門の後ろの<本殿>。三間社流造、銅板葺。威風堂々たる構え。
最後に<拝殿>全景。新しい鮮やかな色合いの拝殿と、歴史が香る国重文の唐門・本殿との組み合わせが印象的。(^▽^)/
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