涌泉寺

山梨県 塩山駅

お寺の山門です。「佛徳山」と書かれたこの額を山号額というのだそうです。立派ですね！

ご本堂です。「涌泉寺」と寺号額が掛かっています。素晴らしい筆跡です。

本堂横の観音様。ご住職様のこだわりで、お顔の表情の良い像を選びに行ったそうです。とても美しい優しいお顔です。

遠くからでも目立つ、立派な永代供養墓。ガラスブロックから日が差し込み、昼間は電気が無くても明るいそうです。しっかりした換気設備が備えられており、湿気でジメジメすることもありません。壁が六面体になっていて、それぞれに彫られた仏像も素晴らしいです。

ご報道の中のご本尊様です。紺地に金で永平寺の「久我龍胆（こがりんどう）」と總持寺の「五七桐花紋」が刺繍されており、大変美しいです。二つ合わせて「両山紋」と呼ぶそうです。こちら映っていませんが下に緋毛氈が敷かれています。これは冬の装いで、初夏から秋には、薄い水色に銀の刺繍の垂れ幕(？)と濃紺の毛氈が敷かれ涼し気なイメージに変わります。ご住職様のおもてなしの心が伝わってきます。

小さくて見えにくいですが、現在の本堂の屋根にも武田花菱の家紋が付いてます。

本堂と山門(梵鐘のある入り口の門)の間にある門にも、同じ武田花菱の家紋。三つ巴紋はよく見られる火伏の厄除けですね。横にある水が噴き出したような瓦は鯱のように鬼瓦に据える装飾で船の帆や波、雲、蔓若葉など色々なデザインがあるそうです。これは波かな？

こちらにもついています。小さくて可愛らしい。