安楽寺・惟喬神社

京都府 貴船口駅

京都市北区にある寺院・神社です。
境内社とかではなく　由緒書にしっかり両方記載されています。
Googleマップでは安楽寺と表記されていたので　お寺をお参りするつもりだったのですが　建物を見るとどうも神社らしいとなり　由緒書を見ると両方記載されていたのです。
神社かな～
「この建物を安楽寺というのは　親王が閑居の地とされ　大森の奥殿谷の御庵室に住まわれ　薬師如来を祀られ　安楽寺と名付けたことによる。」
お寺やないかいぃ。
続きがありました。
「江戸時代には荒廃してしまい寺院としては存続せず　以来　神社としての行事のみが残り　毎年十月に巡行はしないが氏子により　御霊を神輿にお遷しし　其の前で秋祭りを行っている。」
じゃあ神社やないかいぃ。

ネット情報です。
在は無住であり　地域により管理されている。
山号は金輪山　院号は小野院　宗旨宗派は真言宗東寺派　ご本尊は薬師如来坐像です。
惟喬親王(844-897)の創建によるという。
当初は大森東町北東の山中にあった。
親王は　この地に長く住したとの伝承が残る。
暦応年間(1338-1342)　現在地に堂が移されたという。

後でお参りすることになったのですが　惟喬神社は同じ北区の雲ケ畑出谷町にもあります。
どういうこと～調べてみました。
惟喬親王は872年に出家して洛北小野に隠棲し　岩屋山・金峯寺に小野宮を建て　後に小野宮を耕雲寺（高雲禅寺）に改めたと言われています。
これも後に参拝しました。
惟喬親王は死期が迫ると御所の川上を避け　にある小野大森に移って亡くなったと言われています。
そうですか　こちらが最期の地となったということですね。