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ゆきち
2024年10月14日(月)
1806投稿
法然上人伊賀新二十五霊場巡礼中に寄らせていただきました。
現在は忌中ですが、父が亡くなる前の参拝なので投稿させていただきます。
本社は古くは真木山大明神、又白石明神と称した延喜式内伊賀二十五座の一座です。往古は白石山(根組原)に鎮座していましたが、天正の兵火に罹り焼失しました。創立は不詳ですが惣国風土記に「和銅3年庚戌奉圭田三十二束加神札」と在り、和銅3年以前なることが明瞭です。その後天正の末期に現在地に移遷創立されました。
茅葺の能舞台は文政5年(1822)の建立で、例祭には金春流能楽が奉納されるそうです。この能楽は、宝永年間(1704-1711)に奈良の能師が伊勢参宮の折、当社前で腹痛を起こし、治してもらえたら毎年能を奉納しようと誓って祈ったところ平癒し、以降奉納が続いています。
かつて真木山神社の別当寺として東福寺と言うお寺がありました。明治初期の廃仏毀釈で廃寺となり仏像などは同じ槙山郷にある西光寺に移りましたが、鐘楼は残っています。
昭和54年11月22日に浩宮徳仁親王殿下(現在の天皇陛下)が参拝されています。
浩宮徳仁親王殿下(現在の天皇陛下)参拝記念碑
能舞台
別当寺だった東福寺の鐘楼
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