妙見神社

千葉県 上総鶴舞駅

妙見神社は戦国時代甲斐武田氏が庁南城（長南城）という自然の高低差を生かした山城を築いた場所にあります。明治時代の神仏分離以前の地図では寺院マークになっており、国の神道政策に合わせて神社を残したものと思われます。

2021年に長南町と歴×トキの山城ガールむつみさんがタイアップして御城印ができました。城址の妙見神社は無人なので御城印はふもとのセブンイレブン上総長南店等で販売しています。
あいにくの雨で、健脚ではないので足元がおぼつかなく今日のお参りは断念し、バス停隣のセブンイレブンで御城印のみいただきました。

山城というのがどういう地形が良いのかよくわかっていませんが、この場所は約75mの標高があり、付近の田畑や人里と40mの高低差があります。西方向にある笠森観音の標高が標高約50m、参道入口からの高低差は10m未満ですので、山城を築くにふさわしい地形だったのでしょう。

神社北側が参道で人や馬で登れたと思われますが、南側は急傾斜で天然の砦だったと思われます。

天気がよく足元がしっかりしている時に再度お参りしたいと思います。

北側からアプローチできます。

夏に行きましたが草と蚊がすごかったです。

森の中に佇む鳥居や、小さな社殿の天井に描かれた龍は素晴らしく、一見の価値ありと思います。

城跡があるみたいですが全然分かりませんでした。