鳳来寺観音堂

千葉県 高滝駅

かつては善福寺の建物であった。
吉沢城主・土橋忠勝が居城を護るため表鬼門に西願寺を裏鬼門に善福寺を建てたと伝わる。
1883年善福寺が鳳来寺に合併され廃寺となり、鳳来寺の観音堂となった。
室町時代後期（1467年～1572年）の建築で重文指定されている。

国指定重要文化財です。室町時代に建てられました。
細い道路の脇にぽつんと建っています。場所が場所なのでやはり物好きしか訪れないようです。

室町時代から焼失などせず現在まで残っている国指定文化財。裏山にはかつて吉沢城があり、山の北端にあった善福寺境内に建っていたそうです。城は豊臣秀吉によって滅ぼされましたがこの観音堂はなんやかんやで現代まで生き残り、現在の場所に移設されました。

屋根は定期的に葺き替えられているようできれいに維持されています。

里山に囲まれた茅葺のお堂は何故だか懐かしい気持ちを想起させてくれました。