天皇神社

静岡県 焼津駅

以前、焼津市の猪之谷神社をお参りした際、後醍醐天皇が御祭神でした。
なんでこんなところに後醍醐天皇？？
という興味から調べてみると…

遠州浜松市には、後醍醐天皇の皇子、宗長親王らが伊勢から井伊城に入った、という記録があったり。興哉良親王と共に狩野貞長に会うために駿河の安倍城に立ち寄った、という記録があったり。静岡県のさまざまな地を訪れた記録が残っています。

この天皇神社も、御祭神は後醍醐天皇。
石碑に由緒が刻まれていますが、撮影した写真では文字が不明瞭で、いまいち読み解けず。後醍醐天皇の七皇子、八皇子、という文字が読み取れます。これがどの皇子を指すのか？宗良親王は確実だと思われますが、もう1人は後醍醐天皇の孫の興良親王という説や、懐良親王という説もあるようです。

小さなお社ですが、南北朝時代の昔も偲ばれ、大変興味深いところでした。