てんじんしゃ
天神社山梨県 山梨市駅
24時間
御朱印 | |||
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限定 | - | ||
御朱印帳 | - | ||
駐車場 | なし |
【甲斐国 古社巡り】
天神社(大工)は、山梨県山梨市大工にある神社。旧社格は村社。祭神は菅原道真公、大己貴命、少彦名命、日本武尊。本殿は国指定の重要文化財。
社伝によると、景行天皇の御代に甲斐国造・塩海宿禰が日本武尊の命を奉じて勧請し創建。奈良時代の719年に当国管領・大伴宿禰大山守の寄進、725年に国家平安の奉幣があった。平安時代後期の1094年には甲斐守・源義光により神領、山林の寄進があった。中世には武田氏の崇敬を受けていたとされる。本殿は戦国時代の1522年に武田信虎によって再建されたことが山梨市大工の丸山家所蔵の古文書及び「甲斐国志」の棟札の記載によって明らかになっている。本殿は、一間社流造、檜皮葺、全体の構成は大井俣窪八幡神社(山梨県山梨市北)の末社・武内大神本殿との類似性が指摘されている。背部の脇障子が江戸時代の改修により旧規を失っているが、他は室町時代後期の姿をよく残している。なお、1584年には徳川家康により社領を下賜された。
当社は、JR中央本線・山梨市駅の北西4kmあまりの緩やかな丘陵地にある。境内は広いが、樹木が少なめの森林公園のような感じ。社殿等の傷みが進んでいて、玉垣や瑞垣が壊れていたりと、あまりメンテナンスがされていない印象。せっかく本殿が国指定の重要文化財なのに、もったいない感じがする。
今回は、本殿が国指定の重要文化財ということで参拝することに。参拝時は休日の午前中で、他に参拝者はいなかった。
境内東端入口全景。2本の石柱に注連縄を掛けた鳥居。社号標はないみたい。
境内外周の朱色に塗られた木製玉垣が一部壊れているのがもったいないかも。。。(^_^;)
一部苔生した階段の上には鳥居が見える。
鮮やかな朱色に塗られた木製六脚鳥居。
鳥居をくぐって参道を進む。参道右側にある2つの石製小社。
拝殿前にある建物全景。横に長く、壁や仕切りがない形式。
建物の前右手にある、小さな<手水盤>。
建物の奥、階段の上にある<拝殿>。
<拝殿>内部。簡素な造り。
当社は御朱印があるようで、本務社のアクセスなどが書かれた張り紙がある。
拝殿の外壁に貼られた命名表。2013年以降5枚。少なめ。
拝殿の背後に、お目当ての<本殿>を発見。
本殿は瑞垣で囲われているが、その瑞垣が一部壊れていることを発見。近づいてみる。
<本殿>全景。一間社流造、檜皮葺。国指定の重要文化財。
【参考】類似性が指摘されている大井俣窪八幡神社(山梨県山梨市北)の末社・武内大神本殿。
こちらも国指定の重要文化財。(2020年11月28日参拝)
本殿の右側後方にある石製小社群。
ふたたび美しい造形の<本殿>。さすが国のサポートが入っているので、メンテナンスは相当行き届いている感じがする。
社殿近くで咲いていた梅の木。
社殿のある高い場所から境内を見渡す。樹木は適度に間引かれ、下草はきれいに処理されているみたい。
境内北側の道路沿いにある、今は使われていなそうな児童遊具。
<社殿>全景。独特な社殿構成が印象に残る。
境内北側の道路近くから見た<社殿>全景。玉垣、瑞垣が一部壊れているだけで、かなりshabbyな感じがする。
本殿は国から重要文化財の指定を受けているのに、かなりもったいないかも。。。(^_^;)
名称 | 天神社 |
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読み方 | てんじんしゃ |
通称 | 大工天神社 |
参拝時間 | 24時間 |
御朱印 | あり |
限定御朱印 | なし |
ご祭神 | 《主》菅原道真,《配》大己貴命,少彦名命,日本武尊 |
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本殿 | 一間社流造 |
文化財 | 【重要文化財】本殿 |
体験 | 御朱印重要文化財 |
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