神祇伯さん（2ページ目）

近江国伊香郡の式内社です。甘櫟前(いちいざき)と読み鎮座地にイチイの大樹があったこと、近隣の地名が「いちいはら」であったことが式内社甘櫟前神社に充てられた由来とされています。

近江国伊香郡の式内社です。弘仁元年(810)に比叡山延暦寺を開山した最澄さんがこの地に伽藍を創建した際にその鎮守神として祀ったと伝わる神社です。近江国では当社、天岩戸別神社、天比比岐命、天…続きを読む

近江国伊香郡の式内社です。当地で黒田大連の一族が拠点として開拓し、黒田郷の森崎黒田大明神という地元の氏神として崇敬されていました。伊香郡の式内社は論社が複数あり同名社が2つあることが多いの…続きを読む

近江国伊香郡の式内論社です。当地に住んでいた佐味の朝臣の一族が自らの祖神である豊城入彦命さまを祀って創建したとされています。豊城入彦命さまは第10代崇神天皇さまの皇子で東国に派遣されその一…続きを読む

近江国伊香郡の式内社です。この地域は古来から荒地であり造化の三神である高皇産霊神さま、神産霊神さまを祀ったとされています。社名はその荒野を神徳にて植物豊かな地になるように想いが込められてい…続きを読む

高月町にある宇根春日神社です。この地域は平安時代に奈良の春日大社の神宮寺であった興福寺の社坊があったことから春日神社が勧請されたといわれています。配祀神の素戔嗚尊さまはこの地域にあった広峯…続きを読む

近江国伊香郡の式内社「太水別神社」の論社です。古来より「井の明神」と呼ばれ灌漑の守護神として崇敬されていました。社名の通り水の分岐点を守る神様としており、背後の行市山は多くの地下水を湧出し…続きを読む

長浜市余呉町にある北野神社です。湖北地域には複数の北野神社があり、当社の由緒によれば第６２代村上天皇さまの第四皇子である為平親王という方が全国行脚を行った際、菅原道真公を篤く尊崇していたこ…続きを読む

近江国伊香郡の式内社「丹生神社 二座」の論社です。こちらの鎮座地が下丹生、そして北東方面の高時川の向こう側の上丹生にも同名社があり、この二社を合わせて式内社丹生神社であったと思われます。本…続きを読む

近江国伊香郡「丹生神社 二座」の論社です。全国に式内社としてある「丹生神社」の一社で鎮座地は上丹生、そして隣を流れる高時川の向かい南西には同名社があることから上丹生神社と呼び分けられていま…続きを読む

近江国伊香郡の式内論社です。創建は不明ですが社名の意波閇(おはい)の「はい(わい)」は上代語の「饗(あえ)」を意味し饗膳や食事に関する御祭神であるということで現在の主祭神は宇迦魂神さまとされています。

近江国伊香郡の式内論社です。御祭神は大鷦鷯尊、つまりは第１６代仁徳天皇さまで一般的には八幡神社に対する若宮神社が神仏分離によって充てられた例が多いです。当社の鎮守の杜は「おはへの森、おばせ…続きを読む

余呉町の町中から山の方へ抜けていく杉本余呉線の途中にある小さな祠です。この余呉町中之郷はかつて比叡山延暦寺の寺領だったことから、山王権現さまが本地垂迹説では薬師如来に充てられ社名の通り薬師…続きを読む

近江国伊香郡の式内社「鉛練日古神社」です。第１０代崇神天皇さまの御代に天日槍命さまの一族が渡来して祖神として祀ったのが始まりとされ、後世に比叡山延暦寺の所領に入っていたことから、現在は日吉…続きを読む

近江国浅井郡の式内論社です。奥琵琶湖と呼ばれる長浜市西浅井町に鎮座しており、国道303号線のトンネル近くにあります。元々は現在地の裏にある山の中腹にあったのを現在地である麓に下ろしてきたと…続きを読む

出雲国出雲郡の式内社「同社大穴持御子玉江神社」であり『出雲国風土記』にて不在神祇官社の「企豆伎社同社」として記載のある古社です。別名「乙見社」と呼ばれ神名帳において「杵築大社(現在の出雲大…続きを読む

JR鹿児島本線の羽犬塚駅の近くに立つ諏訪神社です。別名諏訪戎神社とも呼ばれ西宮神社からの分社でもあるとされ、九州ではえびす信仰の神社は博多えびす神社と当社のみであるという情報もあります。

宇佐市長洲に鎮座する粟嶋神社です。奈良時代創建とされ、少彦名命さまを御祭神としていることから淡島信仰を起源とする神社と思われます。海の近くに鎮座していることから漁業関係者の崇敬が篤く、7月…続きを読む

臼野漁港の高台裏の海岸沿いにある神社です。海岸に突き出た岩窟を御神体として創建され、大己貴命さまの相棒の少彦名命さまを祀ります。縁結びの御神徳で有名とのことですが、一般的には相棒の大己貴命…続きを読む

鹿屋市にある月読神社です。社伝によれば島津忠朝という方が串良城主となったときに物部氏の遠祖十五柱を祀る一之宮という神社から勧請されます。この段階では月読尊さまはおらず、島津出雲守久胤公が神…続きを読む