【駅のエスカレーターから始まる仏教の話】

https://youtu.be/xWqtkm9vvy0

今日の動画はこちら

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どうもこんばんは。

もっちーです。





さて、突然ですが、

今日の話は、「駅のエスカレーター」駅のエスカレーターから始めていきたいと思います。



エスカレーターといえば今や日本のどこにでもあるものですが、


今日は駅のエスカレーターが諸悪の根源なんじゃないかというお話をしたいと思います。



どういうことかというと、ないとこもありますが駅のエスカレーターの隣にはだいたい階段があるんですよ。



それでずっと思ったのですが、この図式ずるくないですか？



だってこれはどう考えても人をダメにする構造ですよ。



これがもし仮に、

エスカレーターなんてものがなくてこの世には階段しか存在しないとしたら、

躊躇なく、階段を選ぶと思います。



これもラーメンに例えるとわかりやすいんですけども、

あるラーメンがあって味玉無料でトッピングできますけど、

どうしますか？っていわれたらあなたどうしますか？



乗せるでしょ！

もちろん普通のラーメンを選ぶこともできますが、

普通のラーメンと味玉ラーメン横に並べられて、値段一緒です。じゃどうしますか？



乗せるでしょ！それと一緒なんですよ。



エスカレーターと階段を横に並べられたら、どうしても人間エスカレーター選んでしまうと思います。



このように人はどうしても自分の思う楽な方を選択してしましいがちで、

なかなか自分の思い通りにことが進みません。



これを一切皆苦といって、仏教ではこの世は「自分の思い通りにならない苦しみ」

に満ちていると説かれています。



そしてお釈迦様は人生が苦しくなる原因は、自分の煩悩が生み出していると気づかれました。



そして、その煩悩が生まれる原因こそ、無明と呼ばれます。



自らにとって都合の良いものばかりを欲しがり、

自らにとって都合の悪いものはなかったことにしたがる根本的な原因を無明といいます。

自らにとって都合の良いものばかりを欲しがり、

自らにとって都合の悪いものはなかったことにしたがる根本的な原因を無明といいます。

大事なことなので２回いいました。



しかしこの原因を知っただけでは意味がありません。それは後でご説明します。



ここでもう一つ例をあげると例えば、私たち人間も、

お気に入りの車や時計などのモノもいつかは死ぬ・壊れるという運命にあります。

永遠に存在するということはありません。

しかも、死ぬまでに人は老いていきますし、お気に入りの車や時計のといったモノは傷ついたり

、汚れたりしていきます。

人は老いていく自分の姿に嘆きますし、

大事なものを傷つけたりしたときには大変なショックが生まれますね。

でもこの世は諸行無常であり、汚れたり傷ついたりするのは当たり前で、最終的には死に、壊れるものです。

諸行無常ということは頭で理解していても、

美しい・若々しい自分でいたい、きれいなモノ、

価値のあるモノ、周りに良く見られるモノを持っておきたいと誰でも欲望をもち、

その根源である無明に操られてしまいます。



その欲望・無明をもっていることを忘れてしまうからこそ、

老いていく・汚れる・壊れるなどの現実と直面した時に苦しくなるのです。



そう人は忘れてしまう生き物です。

「あーなんかあのお坊さん動画でいいこといってたな。

あっそっか無明が自分たちの欲望の原因なんだ。よしよし。」

とこの動画の内容を知って満足して次の日には忘れてしまう方もいるかもしれません。

そこで、この無明を言葉で使ってみたらどうかと思います。

どういうことかいうと、、目の前にラーメン屋があるとします。

でも自分はダイエットしなければならない場合、

「あーニンニクマシマシおいしそうだなー」と心の中で思った瞬間

「いかん　むみょってる　むみょってる」と言葉にして無明を使ってみましょう。

恥ずかしい方は心の中で唱えても構いません。

仏教は詰まるところ、単に理論や言葉だけの教えではなく「実践の教え」です。

自分もまだまだなのですが、無明という知識を知るだけでなく、

学んだことを実践して生活に仏教を取り入れていきましょう。



今日のポイントは２つです。

自らにとって都合の良いものばかりを欲しがり、

自らにとって都合の悪いものはなかったことにしたがる根本的な原因は無明と呼ばれる。

生活の中でむみょってると思ったら、お思い留まりましょう。



以上でした。



ちなみに僕は階段派かエスカレーター派っていわれたら、エスカレーター派ですね(笑)

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