【過去は幻想！？】

https://youtu.be/-HJLn1XWTaw

読むのが面倒な方はこちらから動画をご覧下さいm(__)m

どうもみなさんこんばんは。


みなさんが人生の中で一番後悔した瞬間って何ですか？


ちなみに僕はカレーうどんを思いっきりすすったときに、自分が白Yシャツ着ていることに気づいた瞬間ですかね。


このカレーうどんのように人は何か起きた物事に対して、良かった悪かったと意味付けをしていきます。


これを私たちは過去と呼んでいますが、ではどのように私たちは、起きた物事を過去として受け入れているのでしょうか？



仏教では、六根といって６つの部分に身体をわけ分析してます。それは目や口、耳など部位から日々何かしらを受信しているというのです。


ここまでは、考えてみればわかると思いますが、仏教では更にそのまた奥に意識が存在すると説かれています。


それがアラヤ識です。



ではこのアラヤ識がどんなものかというと、まぁ簡単にいうと、


このアラヤ識、倉庫みたいなものです。倉庫というと何かを貯めておく場所ですが、同じように、


自分の心で思ったこと、自分の言葉に出したこと、自分の取った行動が、一つ一つがここに貯蓄されています。



これだけではありません。



このアラヤ識には特徴があり、一度蓄積されたら決して消えることがないということです。



そして、よく仏教で出てくる空の思想とはこのアラヤ識に囚われないことをいいます。



何か起こった出来事でも同じで、人は自分のアラヤ識に基づいて、何かを判断しています。


これがみなさんが過去と呼んでいるものの正体です。



つまり、私たちが過去と呼んでいるものは、このアラヤ識がみせる幻想です。




このアラヤ識によって 人は 後悔したり、落ち込んだり、または 喜んだりしています。





ですから、まず仏教ではこのアラヤ識の囚われから離れ、今を生きることが説かれています。



まずこの空の思想に立つこと仏教の第一歩で、この空の思想の次に縁起という思想があるのですが、それはまた別の機会に紹介したいと思います。


最後にそのお釈迦様の言葉を紹介したいと思います。



「過去は追ってはならない、未来は待ってはならない。ただ現在今一瞬だけを、強く生きねばならない。」



是非ともこの言葉を書き留めて頂いて、一喜一憂してしまうようなことが


何かあったときには、思い出して頂ければと思います。


ということで、これからは空の思想で、白Yシャツをきて、カレーうどんを思いっきり啜りたいと思います！