身延山三門に眠る 怪力僧侶の伝説①

こんばんは！定林坊副住職のもっちーです

WBC ハラハラドキドキでしたねー
何度突き放させれても諦めない侍ジャパンにめちゃくちゃ感動してました😢

みなさんも見ていましたか？

明日の決勝も楽しみですね✨

さて、今日は身延山オススメスポット「三門」の話を２回に分けてお伝えします❗

身延山に来ると、一際目立つ大きな門があります。

名前を三門といい、京都の南禅寺と東福寺の門に並んで、日本三大門の一つに数えられるほどで、

その大きさには、多くの人々の目を惹きます。

別名 仁王門といい、仁王像が祀られているのですが、

実はこの仁王像。とある伝説が伝えられているのです。

話の舞台は相模国六浦(今の神奈川県横浜)。
六浦平次郎妙法禅門という信仰篤い人がおりました。

ある日のこと、妙法禅門の枕元に仁王様が立ち、

「私は近くの寺の仁王像であるが、身延に行って身延山を守護したい」

という夢を見ました。

驚いた妙法禅門は、早速そのお寺にあった仁王像を身延山の三門に納めようと、寺の住職と交渉を始めました。

住職も大切な仁王像をハイハイと簡単に渡すわけにはいきません。

勝負を持ち掛けます。拳と拳で語り合う。そう住職との殴り合いです。

それは冗談として(笑)

知性と知性とのぶつかり合い。囲碁の勝負でした。

「囲碁の勝負に勝ったなら仁王像を渡しても良い」と住職がもちかけ、

身延山に仁王像を納めたい一念が通じたのか妙法禅門が勝利しました。

ところが悔しかったのか住職は、無理難題を妙法禅門に言い渡すのでした。

今日はこのあたりで！

つづく
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定林坊(じょうりんぼう)の副住職もっちーです😁

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