「月にウサギがいる理由とは⁉️」

こんばんは😃🌃山梨定林坊(じょうりんぼう)のもっちーです😁

もうすぐ十五夜🎑ですね🎵十五夜といえば、ウサギが月にいますが、

「なぜ月に兎がいるのだろう？」と

不思議に思ったことはありませんか？

今日は月のウサギと仏教にまつわるお話したいと思います☺️

森の中で、兎とカワウソ、キツネ、猿が仲良く暮らしていました。

ある日、兎が「食べ物を求める人が来たら、施しをしよう！」と提案し、みんなそれに賛成して家に帰りました。

カワウソは魚を、キツネは肉とチーズのようなものを、猿はマンゴーの果実を 見つけました。

しかし、兎はいつも草ばかり食べているので人が来ても施すものがありません。

そこで、「食べ物を乞う人が来たら、自分の身体を施そう」と決めました。

天の帝釈天はそれを知り、バラモンに姿を変えて森の動物たちを訪ね、施しを受けていきました。

そして、兎は「施しをしますので、薪に火をつけて下さい」

といい、バラモンは神通力で火をつけ、兎がそれに飛び込みました。

しかし、火は 兎の毛を一本も燃やすことはありませんでした。

バラモンはいいました。

「私は天からあなたを試すために降りてきた帝釈天です。この行いの尊さを人々に知らせましょう」

そういうと、山を絞って出た液で月の表面に兎を描きました。

この兎こそ、お釈迦様の前世だと言われています❗

無財の７施の一つ 体を使った施しに「身施」というものがありますが、

その中でも自分の肉体を犠牲にして施しをすることを仏教では「捨身施」といいます。

さすがにこの兎(お釈迦様)までとは、いきませんが この中の森の動物たちのくらいの「施しの心」なら

私たちでも持てるはずです。

月をみる度にこの話を思い出してみて、小さな施ししてみましょう！

あなたの小さな施しが世界を大きく変える歯車になりえます(^^)

それでは、おやすみなさいませ
(-.-)Zzz・・・・