裟婆即浄土

金・銀・ラピスラズリ・白い宝玉・瑪瑙・真珠・赤い宝玉 法華経の中では、きらびやかに仏の世界が彩られている。

はたまた果てしもなく大きな宝塔が地面から現れたり、桁違いに遠い時空を超えた話が散りばめられている。

こんなことをいうと、現実にそんな話あるわけないと思うかもしれないが、今のこの文章を読んでいるスマートフォンやタブレットに水をこぼしたら、多種多様な色に見えていたものがたった三原色ないし四原色でできていることがわかるし、

どんなに頑丈に見える鋼鉄の建物でさえ目に見えない素粒子でできている。

真っ赤な夕日をずっと眺めていたら、この世にいるのに、この世にいない感じがするのは、僕だけではないはず。

このように実際人間の感覚は曖昧なものだし、物理的に確かなものを人は科学と呼ぶが、その科学でわかっていることはこの世のほんの一握り。

人知の及びもしない不可思議な世界がこの世界。

そう法華経では説かれている。

「大火に焼るると見るときも、我がこの土は安穏にして、天人常に充満せり。」

この先、ＶＲやホログラムなどの技術が進み、この世がこの世じゃなくなる世界もくるかもしれなくて、この世を捨てる人も現れるかもしれないが、

そんな時代になっても、やっぱりこの世界。不可思議な世界。お釈迦様がいる「この土」にいたいなと思う今日この頃でした。

ということで、明日は仮想世界のインスタliveでお会いしましょう(笑)

もっちーでした🙏

おやすみなさい

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