実をいうと、、、、

おはようございます！


定林坊副住職のもっちーです。


突然ですが、皆さんクイズです！今日は何の日でしょうか？


せーのっ！


「クリスマス・イブ！！」


と答えた方が多いと思います。


ブー！みなさん不正解です。


正解は


「私の誕生日でした！！！」　おめでとうございます！


※怒らないでエンタメとして、捉えてください(笑)



そこで、疑問なのがお寺でもクリスマスやるの？ってことだと思うですが



そういえばどうだったかなって回顧してみると、小学校まではクリスマスツリーがあって、プレゼントも２個もらえていましたね


でもそれで楽しかったですし、幸せでした(^▽^)



クリスマスは方便だと僕は考えております。



クリスマスをこと自体は仏教やお寺としてはNGだけど、それでも小学生の子供としてはとても楽しかったし、幸せな気持ちになることができました。



みなさんもそうだと思いますが、クリスマスをやることが目的ではなくて、クリスマスという名目で


「家族や親しい人たちと楽しい思い出」を作ることが目的ではないでしょうか？


クリスマスはみんなで楽しくなるための「道具」このことを仏教用語で方便と呼びます‼️



また、仏教では「筏(いかだ)の喩え」という教えがあります。かいつまんでいうとこんな話です。


ある旅人が旅の途中大きな川にぶつかりました。しかし船も橋もありません。


どうすればいいか考えた結果、葦や木や枝を集めて筏を作り、川を渡ることにしました。

無事川をわたることができた「この筏は役にたった。この筏を担いで道を歩いていこう」と考えたそうです。


この旅人の行動は適切でしょうか？


お釈迦様は否と答えます。


ではどうすることが適切なのでしょうか？


お釈迦様は

「この筏は，大変役に立った。この筏のお陰で大河を渡ることが出来た。さあ、私はこの筏を河中か岸辺に置いて、道を歩いていこう」

このように行う人こそ、適切な行いをした人である。


と答えたのです。


つまり、自分が頼りにしていた教えをすら捨て去るべき時がある。ということです。


実際僕が中学生にあがるころには、お寺でクリスマスはやらなくなっていました。


それは少し大人になって、その時の自分にとっては必要ではなくなっていたからだと思います。



クリスマスに限らず、その時その人に応じて、必要なものやこと、教えがあると思います。


みなさん！メリークリスマスイブ！！



ということで、今日は僕の誕生日ですので、誕生日プレゼントください←煩悩の塊(笑)