こんばんは😃🌃
定林坊副住職のもっちーです!!
最近、東野圭吾の『麒麟の翼』を読み、安産で有名な日本橋水天宮に無性にお参りしたい!!
そう思い、ホトカミの口コミをチェックして満足してしまっている僕がいます。(笑)
誰か行かれたことあるよって方はぜひ、コメント下さい❗
さて、今日は1月限定ご首題の前に、正月限定ご首題のご案内です!
来年の年はズバリ【丑年】ということで、
【丑】をテーマにご首題を創作しようと考えました。
今日はちょっと長くなってしまうと思います😢
ご容赦下さいm(__)m
①【お題目】
まず、目を引くのがなんといっても、お題目金字で書かせて頂きました。
何でか申しますと、限定ご首題を今年の9月。
始めようと思ったその日に、ふと取った色が金色で、黒紙でした。
その初心を忘れないように、この色この紙色にしました。
②【開三顕一】
そして、それに添えてあります言葉【開三顕一】
どういうことかというと、
法華経以前には色々なお経が存在しましたが全部ひっくるめると、
法華経の真実の教えに帰結するということです。
なぜ法華経が真実の教えであるかと言いますと、
従来のお経では示されていなかった「すべての生きとし生けるものが成仏できること」を法華経で初めて説かれたからです。
【山川草木悉有仏性】という言葉があります。
山や川そしてそこで、生きている草や木々 石にまでも
仏になる可能性 仏性があり、この地球上に生きる全てのものが
等しく成仏 仏の境地に達することができる というものです。
そんなことありえないよ!と思われる方もいるかもしれませんが、
その解説は1月限定ご首題のほう譲るとします。
③【白い丑】
法華経の中では、このことが比喩で表されており、
大富豪の家が火事になった話があります。
その家の中には、大富豪の子どもたちがおり、家が火事なのに、遊びに夢中で中々外に出てきません。
そこで、最終手段としてオモチャで釣る作戦にでて、思わく通り、外に出てきたその子どもたちに用意されていたのが、
【白い丑】が綱を引く牛車でした。
大富豪=お釈迦様
オモチャ=法華経の前の色々な教え
白い丑の車=法華経
子ども=私たち
④【赤ベコ】
ここで出てくる白い牛をイメージして、白いあかべこにしました。
赤べことは福島県の会津若松市でつくられてきた、牛の姿をした郷土玩具です。
古くから「厄除け牛」や「幸運の牛」と呼ばれており、魔除けや疫病除けの縁起物として会津の人々に親しまれてきており、
コロナ禍の今にはピッタリの縁起物だと思い、取り入れることにしました。
⑤【虚空蔵菩薩の梵字】
最後は虚空蔵菩薩ですが、
仏教では干支ごとに守り本尊がきまっており、
丑年と寅年の守護本尊は虚空蔵菩薩です。
テスト勉強をしているときや新しい仕事を覚えなくてはならないとき、
誰しも「天才的な記憶力」が欲しい!
と思うでしょう(笑)
そんな誰もが欲しい記憶力を増大させることができる菩薩さん。
それが「虚空蔵菩薩」です。
虚空とは なにもない空間 という意味で、その中を知識の宝物「蔵」として、
果てしない量の知識を納め、
自在に人々に与える 仏 ということから、虚空蔵菩薩と名付けられました。
また、この菩薩さんの真言(呪文)を100万回唱える求聞持法という 修行もあり、
修した者は「一度見たものや聞いたものを決して忘れない」といいます。
日蓮聖人も一番始めに虚空蔵菩薩に誓願を立て、修行したとされています。
そういうこともあり、四角に虚空蔵菩薩の梵字
を書きました。
そんな【丑づくし】を黒色紙で表して見ました‼️
今までにないご首題となっていると思います。
どう頒布させて頂くかは今検討中なのですが、
期間は1月1日から10日の10日間で頒布しようというのは
決まっております!
期間:1月1日~1月10日
決まり次第、またLINEから順にお知らせしますので、
ぜひ楽しみにしていて下さい❗
https://lin.ee/yEcZzXh
長々と説明してしまい、申し訳ありませんでした🙏
ここまで、説明読んでくれた方ありがとうございました(^-^)
ではでは(^-^)/