ずいりゅうじ|曹洞宗
瑞龍寺のお参りの記録一覧
近くまで来たので再訪。
雪化粧を期待していたが、雪はほとんど残っていなかった。
山門、仏殿、法堂は国宝指定されている。
法堂
法堂
法堂
仏殿
仏殿
仏殿
仏殿
山門
山門
大庫裏
大庫裏
大庫裏
鐘楼
大茶堂
大茶堂
大茶堂
禅堂
石廟
石廟
石廟
石廟
石廟
石廟
石廟
石廟
石廟
石廟
石廟
石廟
総門
瑞龍寺(ずいりゅうじ)は、富山県高岡市にある曹洞宗の仏教寺院。山号は高岡山(こうこうざん)。本尊は釈迦如来。開基は前田藩前田家3代目当主前田利常、開山は広山恕陽。高岡城を築城してこの地で亡くなった前田家2代目当主、前田利長を弔うために建立されました。
釈迦如来
南無韋駄天尊
南無烏す沙摩明王
石廟
大庫裏
禅堂
仏殿(釈迦・文殊・普賢の三尊)
烏す沙摩明王
大茶堂
法堂
仏殿
山門(国宝)
総門
【高岡山(こうこうざん)瑞龍寺(ずいりゅうじ)】
本尊:釈迦如来
宗派:曹洞宗
開基:前田利常
~百寺巡礼:五木寛之氏が選んだ百の名刹 第15番~
瑞龍寺は、越中 高岡市にある。高岡市は、約1300年前、国府や国分寺が置かれ、当時の「越中国(えっちゅうのくに)」の政治と文化の中心だった。746(天平18)年、「万葉集」の代表的な歌人であり編纂者として知られる大伴家持(おおとものやかもち)が「越中守(えっちゅうのかみ)」に任命され、高岡市伏木(ふしき)にあった国府に赴任しており、家持は多くの歌を残している。高岡は、大和や筑紫とならぶ万葉ゆかりの地であり、非常に古くから開けた地域といえる。
現在の高岡の街の礎を築いたのは、第2代加賀藩主 前田利長(まえだとしなが)とされる。利長は1598(慶長3)年に父の利家(としいえ)から家督を継いで金沢城に入る。しかし、7年後の1605(慶長10)年には弟の利常(としつね)に家督を譲り、利長は富山城に隠退してしまう。利長には実子がないことから、これは、徳川政権下で前田家の生き残りを図るためだったようだ。利長は利家の正妻の子だが、弟の利常は側室が生んだ子だった。そのため、120万石の藩主の座を譲られて、利常は異母兄に対して恩義を感じていたらしい。その後、1609(慶長14)年に火事で富山城が焼けたため、利長は高岡に移る。利長は、この街を「高岡」と名付け、高岡城を築き、城下町を整備する。1614(慶長19)年、利長は、病気で亡くなるが、第3代藩主 利常のバックアップを受け、高岡は商業の街として飛躍的に発展していく。一方、利常は異母兄 利長の菩提を弔うために、加賀藩の総力をあげて瑞龍寺の造営に取り組んだ。利常は瑞龍寺の完成を見届けずに没したため、瑞龍寺の造営はその孫の綱紀(つなのり)に受け継がれ、完成したのは、利長の50回忌の1663(寛文3)年だったという。
「瑞龍寺」の寺号は、利長の法名の「瑞龍院殿聖山英賢大居士(ずいりゅういんでんせいざんえいけんだいこじ)」からつけられている。
~『百寺巡礼 第二巻 北陸』五木寛之(講談社、2003)~
能登半島地震復興支援の任務(1週間)を終え参拝、1日も早い復興を祈念しました。また、当日(2月3日)は、節分会。お豆を頂き一緒に行った仲間の健康と開運を祈願しました。
とにかく、重厚な伽藍に圧倒されます。
【山門】
【寺号標】
【伽藍配置図】
【総門】
重要文化財。
~総門をくぐると、山門、仏殿、法堂の三つが一直線上に建っている。その左右には、ほぼ対称にその他の堂宇を配してあり、堂宇と堂宇のあいだは回廊で結ばれている。この伽藍配置は、禅宗寺院に独特のものだ。~
【山門】
国宝。
【山門】
屋根は杮(こけら)葺き。
【山門】
瑞龍寺は曹洞宗寺院だが、山号「髙岡山」は黄檗隠元が揮毫している。
【山門】
【仁王 阿形像】
【仁王 吽形像】
【仏殿】
国宝。
【禅堂・仏殿・大庫裏】
【仏殿】
屋根は鉛瓦(なまりがわら)葺き。鉛瓦は、瓦の形をした木の上に、厚さ数ミリの鉛の板を貼り付けてつくられたもの。屋根全体に鉛瓦が使われている例は、金沢城の石川門と瑞龍寺の仏殿だけという。太陽の光を受けるとギラリと白く輝く。
【仏殿】
【仏殿内陣】
【仏殿内陣】
本尊の釈迦如来 脇侍は文殊菩薩・普賢菩薩が須弥壇上に安置されている。
【仏殿内陣】
【仏殿内陣】
大権修理菩薩。海上の安全を守る中国の神様。
【仏殿内陣】
博大士。
【仏殿内陣】
元老和尚 大禅師。
【仏殿内陣】
達磨大和尚。
【法堂(はつとう)】
国宝。
【法堂】
屋根は銅板葺き。
【法堂】
【法堂】
扁額は寺号の「瑞龍寺」。2代藩主前田利長の位牌を建物中央奥に安置している。
【法堂内陣】
【法堂内陣】
【法堂内陣】
法堂天井画。狩野安信(かのうやすのぶ)筆の「百花図」として知られている。つつましい野の花、野菜の花、雑草の花などで飾られている。
~華厳経のなかには「雑華(ぞうげ)」という言葉があるそうだ。「華厳(けごん)」とは「花に飾られた」という意味である。そこで説かれている教えは、「われわれ生きとし生けるものの煩悩、そのものが仏の現れである」ということだという。その「花に飾られた」という場合の「花」とは、美しい花だけではなく、「雑華」といわれるつつましい花をも含んでいる。つまり、すべての生きとし生けるもの、そのあるがままを肯定するのが仏であると説くのが、華厳の教えなのだろう。禅宗のなかにも、この華厳経の哲学が組みこまれているらしい。~
【法堂内陣】
法堂内では、節分会が行われていました。ここには、かつて同寺にあった七間浄頭(しちけんじんずう)(東司(とうす))に祭られていた烏瑟沙摩明王(うすさまみょうおう)立像が安置されている。
【法堂内陣】
【大茶堂(おおさどう)】
【禅堂】
重要文化財。
【回廊】
重要文化財。
【烏瑟沙摩明王(うすさまみょうおう)】
東司の守護神(トイレの神様)。
【烏瑟沙摩明王】
【回廊】
時を報ずるための魚板、 開梛(かいぱん)が吊るされている。
【禅堂内陣】
「選佛場」の額。修行僧の坐禅道場。
【禅堂内陣】
重要文化財の指定を受けている禅堂は全国で3棟。当瑞龍寺の禅堂のほか、京都東福寺の禅堂と京都宇治の萬福寺の禅堂。
【石廟(せきびょう)】
右から前田利長、前田利家、織田信長、同室正覚院、織田信忠を祀る5つの石廟が並ぶ。
【石廟】
前田利長公の石廟。
【石廟】
前田利長公の宝篋印塔(ほうきょういんとう)。「瑞龍院殿聖山英賢大居士(ずいりゅういんでんせいざんえいけんだいこじ)」。
【石廟から見る法堂】
【大庫裏】
重要文化財。
【回廊】
【延命地蔵菩薩】
【韋駄天(いだてん)】
【韋駄天】
【大庫裏】
【跋陀婆羅菩薩(ばったばらぼさつ)】
浴室の守護神。
【跋陀婆羅菩薩】
【総門の扉】
【御朱印】
本尊の釈迦如来。
出張で富山に来れたので、7年7ヶ月ぶりで瑞龍寺さんにおまいりに行きました。
国宝の山門です。
国宝の仏殿です。7年7ヶ月ぶりで、前に来たときは一面雪景色でした。
御本尊の釈迦如来の御朱印です。直書きしていただきました。
韋駄天の御朱印です。直書きしていただきました。
前回来たときは御朱印をいただいていないので、初御朱印です。
うすさま明王の御朱印です。直書きしていただきました。
本尊は釈迦如来。
加賀2代藩主前田利長の菩提を弔うため、3代利常が建立。約20年をかけ1663年に完成した。
仏殿、法堂、山門の3棟が国宝指定されている。富山県では唯一の国宝である。
総門、禅堂、大庫裏、回廊、大茶堂は重文。
仏殿
仏殿
仏殿
仏殿
法堂
総門
山門
山門
山門
大庫裏
韋駄天
地蔵菩薩
禅堂
烏蒭沙摩明王
石廟(前田利長)
石廟(前田利長)
石廟(前田利長)
石廟(前田利長)
石廟(前田利長)
石廟(前田利長)
石廟(前田利家)
石廟(織田信長)
石廟(織田信長側室)
石廟(織田信忠)
跋陀婆羅菩薩
[高岡御朱印巡り6]
高岡御朱印巡り最後は瑞龍寺さん。
仏殿、法堂、山門は富山唯一の国宝です。
以前より是非お参りしたかったので壮大な美しい伽藍配置を見ることが出来て感動です☘️
本当は芝生の青々した時期に来たかったのですが、少し早かったですね😅
曹洞宗高岡山瑞龍寺
加賀藩二代藩主前田利長公の墓堤をともらうために三代藩主利常公によって建立されたお寺です。
素敵な御朱印三種頂き御朱印帳も終わり☘️
参拝受けの方も、丁度終わりで良かったね😊と声を掛けて頂きました☘️
高岡御朱印巡り、良いお参りになりました。
最後に駐車場のドラえもんバスで記念撮影!
高岡に来たので帰りはドラえもん広場に寄って帰りました🚗
総門 重要文化財
総門をくぐると山門、仏殿、法堂が一直線に並びます
山門 国宝
楼上には釈迦如来、十六羅漢を祀ってあります
広いスッキリとした気持ちの良い境内
山門からパワーが❗️
山号
金剛力士像
金剛力士像
仏殿 国宝
御本尊 釈迦如来様
文殊菩薩様
普賢菩薩様
法堂 国宝
お手洗いの神様烏枢沙摩明王様
レプリカは撮影可です。
伽藍配置図
お隣には稲荷神社⛩さんが
素敵な御朱印、直書きです☘️
御本尊釈迦如来様
台所の神様韋駄天様
お手洗いの神様烏枢沙摩明王様
お寺の駐車場にはドラえもんバス🚌が☘️
運転手さん安全運転でお願いします😊💕
ドラえもん広場のドラミちゃん☘️
ドラえもんは子供達に人気者過ぎて、ドラえもんだけでうつせませんでした😅
【越中國 古刹巡り】(過去の参拝記録)
瑞龍寺(ずいりゅうじ)は、富山県高岡市関本町にある曹洞宗の寺院。山号は高岡山。本尊は釈迦如来。仏殿、法堂、山門が国宝。総門、禅堂、大茶堂、回廊等が国指定の重要文化財。
安土桃山時代の1594年に前田藩2代藩主・前田利長が織田信長らの追善のため金沢に創建した宝円寺(のち法円寺)が前身。利長は隠居後富山に、のち高岡に移り高岡城を築城したが、それに伴い1613年に法円寺も高岡に移された。翌1614年に利長が没し、後を継いだ3代藩主・前田利常は法円寺を利長の菩提寺とし、利長の法名・瑞龍院に因んで瑞龍院と改称した(のち瑞龍寺)。利常は1654年から瑞龍院の伽藍整備を開始し、中国の径山万寿寺に倣って山門、仏殿、法堂を一直線に並べ、左右に回廊を巡らせ諸堂を対照的に配置、利長の五重回忌の1663年に完成した。江戸時代を通じて前田家の手厚い保護を受け、寺領300石を有した。1746年の火災で山門を含む伽藍の前半分を焼失、1820年に山門が再建された。
当寺は、JR氷見線・城端線・あいの風とやま鉄道・高岡駅の南西800mの平地の市街地にある。当寺の東方870m(八丁)の位置に前田利長公の墓所があり、当寺と墓所を結ぶ直線の道は八丁道(はっちょうみち)と呼ばれ、当寺の参道となっている。境内はかなり広々としており、七堂伽藍は外周を回廊で囲み、総門、山門、仏堂、法堂が一列に整然と並ぶ美しい造り。国宝、国重文のオンパレードで、周辺とは隔絶した仏教世界が構築されている。素晴らしい見応え。
今回は、仏殿・法堂・山門が国宝、総門・禅堂・大茶堂・回廊等が国重文であることから参拝することに。参拝時は平日の午前中で、天気が良いこともあり多くの参拝者が訪れていた。
境内東端入口全景。写真右手には<寺号標>。1km弱の参道(八丁道)の突き当りにある。
境内入口にある<拝観受付>。御朱印はこちら。御朱印帳を先に預けるのがおすすめ。
まずはじめに<総門>。江戸時代前期の正保年間(1644年~1648年)の建立。
正面幅三間の薬医門。国指定の重要文化財。
総門をくぐると、何もない贅沢な広いスペースに出る。
左端には<七間浄頭(東司)>、右端には<浴室>がある。
参道の先にある<山門>。1645年に建立されたが1746年に火災で焼失。現在の門は1820年の再建。三間一戸、二重門、杮葺。高さ約18m。国宝。
仁王門左側の<吽形仁王像>。
仁王門右側の<阿形仁王像>。
仁王門をくぐると、左前方には<禅堂>と<回廊>がある。いずれも国指定の重要文化財。
右前方には<大庫裏>と<回廊>がある。いずれも国指定の重要文化財。
その後方には<鐘楼>と<大茶堂>が繋がっている。
正面には<仏殿>が建っている。1659年の建立。入母屋造、一重裳階付、鉛瓦葺。国宝。
<仏殿>正面。典型的な禅宗様建築。
本尊の釈迦如来、普賢菩薩、文殊菩薩の釈迦三尊像のほか、達磨坐像、跋駄羅尊者像を安置。
仏殿の背後にある<法堂>。1655年の建立。入母屋造、銅板葺。国宝。
<法堂>正面。建物中央奥に二代藩主・前田利長の位牌を安置。
法堂の左後方にある<瑞龍寺石廟(前田家・織田家の霊廟群)>。
向かって右から前田利長・前田利家・織田信長・側室正覚院・織田信忠の順。
ここからは、回廊を巡りながら各建築物を見て廻る。
禅堂内部から見た、国重文<大庫裏>。
禅堂内部から見た、国宝<仏殿>。
禅堂内部。国重文の禅堂は全国で3棟のみで、他には京都・東福寺の禅堂、京都宇治・萬福寺の禅堂がある。
禅堂内部には<文殊菩薩>を祀ってある。現在でも、毎週日曜日午前5時15分から6時10分で、無料の坐禅会を開催しているとのこと。自分も参加してみたい!(o^―^o)
山門付近の廻廊から見た境内。
山門付近の廻廊に安置されている<烏蒭沙摩明王(うずさまみょうおう)>。
東司(おといれ)の守護神とされる。
大庫裏近く、<韋駄尊天>を祀る社。
<大庫裏>の内部。当寺の台所。
大庫裏近くに祀られている<延命地蔵菩薩>。
最後に、境内最奥にある国宝<法堂>。建物外部も内部も非常に見応えがある素晴らしい寺院~♪ (^▽^)/
加賀前田家2代当主であり、高岡の開祖でもある前田利長公の菩提寺として知られる曹洞宗の名刹。3代当主前田利常によって建立され、造営には約20年もの歳月が費やされました。
総門、山門、仏殿、法堂の主要伽藍を一直線上に並べ、禅堂と大庫裏を左右対称に配置し、この周囲に回廊をめぐらして諸堂を結ぶ禅宗様式の典型的な伽藍配置は壮大。特に山門、仏殿、法堂は近世寺院建築の傑作として富山県内で唯一の国宝の指定を受けています。
瑞龍寺最古とされる仏像に、「木造烏蒭沙魔明王(うすさまみょうおう)立像」があります。
初めてきく方も多いかと思いますが、烏枢沙摩明王とは禅宗の寺では東司(とうす=トイレ)の守護神として祀られていることが多いそうです。
瑞龍寺の明王像は室町時代以前の制作とされ、明王が左足を高く上げ、不浄な振る舞いのあった猪頭の亥子神を縛り上げ、戒めている姿が特徴です。
そして、瑞龍寺では烏枢沙摩明王のお札を受けることができ(申込み制)、このお札を目より高い位置に貼り、お手洗いをきれいにすると、不浄がはらわれ、病気平癒、安産成就、子孫繁栄などがもたらされるとして、お札を求める人が跡を絶ちません。
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