大安楽寺のお参りの記録一覧（3ページ目）

東京都 小伝馬町駅

江戸三十三観音再訪　その7

地下鉄「小伝馬町駅」下車徒歩2分。
江戸三十三観音霊場第5番札所の真言宗寺院。ご本尊は十一面観世音菩薩です。

元々この場所には、伝馬町の牢屋敷だった場所で江戸伝馬町の処刑場でした。
その後荒れ果てたままになっていまさかたが、明治時代に入って、不動院の住職の山科俊海が処刑場で亡くなった者を弔うために大倉財閥の大倉喜八郎と安田財閥の安田善三郎の勧請により開山。
弘法大師の像を遷座したところから新高野山の山号となり、準本山となりました。
寺号は、勧請した大倉財閥と安田財閥の寄進者の頭文字をとって「大安楽寺」となりました。

大観音寺同様、通り沿いにある小さな寺院。残念ながら留守で御朱印はいただくことが出来ませんでした。

自宅より未の方角。
竹森神社から徒歩5分。

伝馬町処刑場跡の碑のある十思公園の向かいに鎮座致します「新高野山 大安楽寺」に参りました。

こちら一帯が牢屋敷で、かの吉田松陰の終焉の地であり好んで人が集まる場所ではなかったそうで。

その者たちの慰霊をすべく「大蔵喜八郎」「安田善次郎」が寄進し、建立された。

寺号の「大」「安」は、この二人から取られました。

江戸三十三観音巡拝にてお参りしました。

通りがかりにお見かけして無知識ながらお参りさせて頂きました。なんでも“伝馬町処刑場跡に建ち処刑された者たち、獄死者たちの霊を慰めるために”勧進された高野山真言宗のお寺なんだそうです。