からすもりじんじゃ
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楽しみ方烏森神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2024年12月01日(日) 18時15分08秒
参拝:2024年10月吉日
サラリーマンの聖地とも呼ばれる東京港区新橋に烏森神社はありました。 夜の新橋は幾度もお世話になっておりましたが、昼間にこの界隈を訪れるのは初めてで、こんなところにお社があったとは知りませんでした。 JR新橋駅・烏森口から出たらSL広場を越えてすぐ、昭和の時代を思わせる雑居ビルとDeepな飲み屋が犇く路地を進んだ先に斬新なデザインの鳥居と社殿が現れます。 コンクリート打ち放しのモダンな外観ではありますが、社伝によると創建は平安時代中期の天慶3年(940年)とのこと。 近江・三上山の百足退治伝説で有名な藤原秀郷/俵藤太(ふじわら の ひでさと/たわら の とうた)が東国で兵を挙げて擾乱を起こした平将門(たいら の まさかど)を追伐する際に武蔵国のとある稲荷神社で戦勝祈願をしたところ、どこからか白狐が現れて秀郷に白羽の矢を与えたのだといいます。 その矢の神力のお陰か将門の反乱(天慶の乱)を速やかにを鎮めることができたので、秀郷はお礼に一社を勧請しようとしますが、今度は夢裡に白狐が現れて「霊地は神鳥の群がる処である」とのご神託を授けます。 そのお告げを受けて、相応しい場所を探し求めて櫻田村の森(現在の港区新橋付近)まで来た秀郷は、まさに夢想のごとく烏が群がっていたこの場所に稲荷神~倉稲魂命(うかのみたまのみこと)を祀る社頭を造営したとのことで、これが烏森稲荷の始まりとされています。 尚、社名は明治6年(1873年)に現在の烏森神社へと改称をされています。 新橋付近も古くは江戸湾の砂浜だったそうで一帯には松林があり、烏が多く集まって巣をかけていた為、「烏の森」と言われていて、昭和7年(1932年)に関東大震災復興後の区画整理に伴う町名改正が行われるまでは、この辺りも烏森町と呼んでいたらしいです。 今では「烏森」の呼び名は当社と新橋駅の改札口にその名を残すのみとなったとのこと。 分かりづらい立地と、決して大きいとは言えない境内ながら、当方が訪れた時もひっきりなしに参拝客が訪れていました。 なるほど、ここはカラフルな御神籤と御朱印が人気のようです。
すてき
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らんでぃー381投稿
令和になってから奈良の興福寺を参拝したのをきっかけに、御朱印を集めるようになりました。今では夫婦で神社仏閣巡りを楽しんでいます。妻は置物御籤もコレクションしています。もっと読む
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