あさひじんじゃ
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六本木の華やかな街並みを抜け、六本木ヒルズのすぐそばに位置する朝日神社を訪れました。周囲を高いビルに囲まれた都会の真ん中でありながら、一歩足を踏み入れるとそこには驚くほどの静寂があり、まさに「ビルの谷間のオアシス」という言葉がぴったりのひっそりとした佇まいに心が洗われました。
拝受した御朱印は、非常に洗練された美しいデザインです。中央には「朝日神社」の文字が力強く、左右には季節の花である菖蒲が鮮やかな青いスタンプで彩られており、初夏の清々しさを感じさせます。左側の唐草模様のような繊細な意匠も、六本木のモダンな雰囲気と伝統が融合しているようで非常に素敵です。
また、右下には「六本木 芋洗坂」の文字とともに、午年を象徴する力強い馬と「御鎮座一〇八五年祭」の記念印が押されています。令和八年五月九日、都会の喧騒を忘れて静かに手を合わせ、清らかな活力をいただいた素晴らしい参拝となりました。





朝日神社は、旧記(麻布台懐古碑)によれば旧暦天慶年中(西暦940年)草創と伝えられております。
はじめ、市杵島姫大神(弁財天)を祭り、当地の鎮守の社として広く庶民に尊信されて居りました。
その後、伝うところによれば、大和の武将 筒井順慶の姪で、のちに織田信長の室となりました 朝日姫(清心尼)様が、渋谷から長者ヶ丸(現広尾辺)を過ぎる途中、草むらに光輝くものを見つけ、近づき凝視してみたところ、稲荷の神像と観音の像を見つけました。
草むらより持ち帰った観音像は専称寺に祀り、稲荷の神像は当社に祀られ、弁財天と合祀して【日ヶ窪稲荷】と呼ばれるようになりました。
その後、明和年間に【朝日稲荷】と改称され、益々尊敬する人々多くなり、隆昌を極め、明治28年【朝日神社】と改称し、現在に至ります。
六本木の賑やかな場所に位置する小さな神社ですが、歴史あるものです。
多分、気を付けて見ないと見落としてしまう。そんな感じの存在ですが、だからこその、見つけた時の価値を感じました。



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