法華宗(陣門流)
妙行寺のお参りの記録一覧
妙行寺で開催された寺マルシェに出店・寺社の隣接業種交流会「寺社フレンズ」の会場として訪問・寺社に特化した結婚相談所「寺社の縁結び」との提携の打ち合わせのためなど、さまざまな理由で訪問させていただいており、その際に参拝させていただいております。
妙行寺(みょうぎょうじ)は、東京都豊島区西巣鴨に位置する法華宗陣門流の寺院で、山号は長徳山、本尊は大曼荼羅です。この寺院は、1604年(慶長9年)に日善によって江戸の麹町清水谷に創建されました。
●歴史的背景
寛永元年(1624年)には四谷鮫河橋南町に移転し、1909年(明治42年)に現在の地へと移りました。この移転は、東京府の市区改正事業に伴うものでした。
●著名な墓所
妙行寺の境内には、いくつかの著名な墓所が存在します。特に有名なのは、歌舞伎『東海道四谷怪談』で知られる「お岩さん」の墓です。お岩さんの嫁ぎ先である田宮家がこの寺の檀家だったことから、その墓が建立されました。
また、赤穂藩初代藩主・浅野長直の夫人である高光院や、元禄赤穂事件で有名な浅野内匠頭の弟の夫人、蓮光院の墓もあり、歴史的な価値が高いスポットとなっています。さらに、常磐津の名人である林中の墓や、瑤泉院供養塔も境内に存在します。
●供養塔と文化財
境内には、うなぎ供養塔や魚がし供養塔もあり、これらは特定の動物や食品に対する感謝や供養を示すものです。特に、瑤泉院は元禄赤穂事件後に法華に帰依し、度々参拝していたとされています。
●お岩様の伝説
お岩様は、夫との不和から病にかかり、その後亡くなったという悲劇的な物語があります。彼女の命日である寛永13年2月22日以降、田宮家ではさまざまな災難が続いたと言われています。妙行寺の第4代目日遵上人が法華経の功徳によって、その因縁を取り除いたと信じられています。お岩様に祈ることで願い事が成就するという信仰もあります。
四谷怪談で有名なお岩様の菩提寺である法華宗寺院。
「うらめしや〜」のお岩様は法華経の経力で成仏されたそうです。うなぎ商組合のうなぎ供養塔など見所が色々とあります。
入り口
入り口から本堂
お岩様の寺
うなぎ供養塔
納骨堂
綺麗な二重塔です
日蓮上人像と本堂
夏は“四谷怪談”冬は“忠臣蔵”最近テレビで放映しなくなりました。という訳で今回は、お岩様ゆかりの地を訪ねてきました。お岩様については色々な諸説が有ります。妙行寺さんは田宮家の菩提寺立派なお寺さんでした。
直書きの御朱印です。
お岩様御本尊。パンフレットより
“東海道 四谷怪談”鶴屋南北に近い解釈です。夫婦喧嘩は普通ですね。
昔は“赤穂浪士(昼の部)”と“東海道 四谷怪談(夜の部)”は歌舞伎ではセットだそうです。江戸時代から明治へ幕末からの幕政批判の演目には最適だったのでしょう。
ある意味、大東亜戦争時の山口淑子さん“李香蘭”のような感じがします立派な方でした。
南北と李香蘭、凄い歴史人です。
“お岩通り商店会”の看板にはビックリしました。
駐車場近くの踏切は、都電です。東京の神社仏閣巡りは軽自動車が最適と思います。
都電 荒川線の撮影が出来てかなり良い場所です。
巣鴨のとげぬき地蔵尊から、墓地巡りをし、最後は、四谷怪談のお岩さんの墓をお参りと思って行ったのが、こちらの妙行寺。
ここで驚いたのが、忠臣蔵で有名な浅野内匠頭の浅野家の墓であった。
お墓自体は、夫婦共に港区の泉岳寺にあるが、妙行寺に永代供養をお願いしたとのことであった。
これは、こちらのお寺の方に聴いた。
浅野内匠頭の祖母、高光院殿と弟大学長広公夫人、蓮光院殿のお墓があります。
松の廊下の刃傷により、浅野家断絶無縁となり、以後供養されないと心配された内匠頭の奥方、遥泉院が金三十両を永代供養料として妙行寺へ納めるという寄附状が保存されています。その寄附を記念して設立された供養ともあります。(お寺のパンフレットより)
ここで、人との出逢いの不思議を体験した。
たまたま、同時刻にこのお寺に来られた男性がいたのだが、その方は赤穂浪士が大好きで、泉岳寺にもよく行かれるのだという。
全国各地、様々な名寺、お墓にも詳しかった。
私が「五木寛之先生の大ファンだ」という話をすると、金沢市にある五木寛之先生が行きつけだったという喫茶店の事を教えてくれた。何度も会ったのだという。ううう、羨ましい。。。
先生は、五木寛之先生の奥様が金沢市の方で、金沢市に一時期住まれておられたのだ。
お岩さんのお墓参りが目的であったが、浅野家の墓もあり、江戸時代に「永代供養」なんてあったのか。と、やはり、直接、現地を廻る楽しみを知ったのだった。
お岩さんのお墓があるそうですが通りすがりにふらっと立ち寄らせていただいたので気づきませんでした。
また機会があると思うのでその時に。
帰りに巣鴨の商店街にあるときわ食堂でミックスフライ定食をいただきました。
善養寺から数分のところにある日蓮宗・妙行寺に伺いました。
このお寺はかの有名な四谷怪談のお岩さんのお墓があるお寺です。
四谷怪談なのに巣鴨?以前は四谷にあって、明治40年にこの地に移転してきたからなのでした。
本堂前でお参りをして、庫裏で御首題をお願いした時にお岩さんのことを尋ねたところ、「御首題を書くのに時間がかかるから、どうぞお参りしてきて下さい」と言われ、場所を教えていただきました。墓地の一番奥にお墓がありました。
他に忠臣蔵で有名な浅野内匠頭の正室瑤泉院の供養塔があります。
御首題に「お岩様菩提所」と書かれています。
境内
山門すぐそばの寺号標。お岩様の寺と書かれています。
本殿
お岩さんのお墓を撮影するのは気が引けたので、直ぐ側の由緒書をパチリ。
由緒書の前には鳥居がありました。
東京の鰻屋さんの有志で建てたうなぎの供養塔
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