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八王子成田山傳法院の限定御朱印|東京都八王子駅

2月
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令和四年二月の月替わり御朱印「涅槃」

日程:2022年02月01日(火)09時00分〜28日(月)16時00分
投稿日:2022年01月27日(木)
2月15日はおしゃか様が涅槃(ねはん)に入られた日
つまりお亡くなりになった日。
入滅(にゅうめつ)と言ったりもしますね。

ということで、今月の月替わり御朱印は「涅槃」

見開きサイズ(A5たて)の書置き(千円)
絵は印刷で、筆文字は手書きです(副住職作)。


郵送対応あり
https://denpoin.shop-pro.jp/


涅槃の様子を描いたものを涅槃図といい、

傳法院に涅槃図はありませんが、いろいろな涅槃図を参考にさせていただき、
今回の御朱印を作らせていただきました。


弟子や信者だけではなく、動物や鳥、虫や植物にも愛された方であったので、
おしゃか様が入滅されるとなって、みんな集まってきて悲しんでいます。

涅槃図の解説を詳しくしようと思うと、大変な長文になってしまいますので、
ここでは割愛させていただきます。
ご興味のある方は、多くの方々がブログや動画で解説をされていますので、
ぜひ「涅槃図」や「涅槃図 絵解き」などで検索なさってみてください。

ここでは、ほかの方があまりおっしゃっていない話をひとつ。

死はどなたにも必ず訪れるものであり、
それはお覚りを得たおしゃか様であっても例外ではなく、
本当は生まれ故郷に帰って死にたかったはずですが、思い通りにはいかなかった。
そこには魔術も奇跡もないんですね。

おしゃか様がもう息絶える、というとき、弟子のアーナンダが言います。
「お釈迦さま、ここはだめです。
こんな場末の街、クシナガラで亡くなるべきじゃない。
お釈迦さまともあろうお方なら、都で大勢の人々に見守られて亡くなるべきだ。
ここじゃ動物しかいない。」
すると、それに応えて
「いや、このクシナガラは私が死ぬのに最適な場所だ。
誰だってね、
今、ここを 変更できないんだよ」
とおしゃか様。

おしゃか様だって、都合良く瞬間移動できたわけじゃない。
いま、ここを精一杯生きる
それが仏教徒の生き方なのですね。

それに比べ、
今を、過去の後悔と愚痴で台無しにし、
未来の不安と恐怖で台無しにするのが凡夫。
そうではなく、今を精一杯生きよと教えます。

そしてお釈迦さま最後の遺誡(後人のために残すいましめ)
「すべてのものは、滅びゆくものである。
不放逸によりて精進せよ」
不放逸は、怠ることなくという意味。
精進は、いかなる場合でも勇気を保ち続けること。
失敗しても、失敗しても、もう一度やってみようという勇気が「精進」なのだと教わりました。

おしゃか様80歳
臨終間際まで歩き、説法をされたお姿です。
八王子成田山傳法院の御朱印

すてき

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