令和四年正月の月替わり御朱印
「不動明王 開運八方除け御朱印」
傳法院のご本尊、不動明王さまと、
両脇に控える矜羯羅童子(こんがらどうじ)、制多迦童子(せいたかどうじ)のご朱印です。
仏さまを表す梵字と寺院名、奉拝、日付は筆書き、
絵は印刷です(副住職作)。書置のみ
不動明王は、密教の中の最高の存在である、大日如来の化身です。
ほほえみだけでは救いきれない衆生を、怒りを発し、
縄で縛って引きずり上げてでも救いだそうとされるお姿が、
不動明王の憤怒の相です。
右手に持つ剣で、私たちの迷いを断ち切り、
左手には縄、背中に背負った火炎は、あらゆる障害を焼き尽くしてくださいます。
この火炎は不動明王様の怒りを表わすと共に、一部が鳥の姿をしており、
これは私たちの煩悩を食べてくださる霊鳥です。
傳法院のお不動様の火炎にも、この迦楼羅(かるら)と呼ばれる霊長の姿が見てとれます。
矜羯羅童子、制多迦童子は、不動明王の子分。
童子というだけあって、15歳くらいの子供と言われています。
この二人は、不動明王のもつ二つの面をあらわしており、
向かって右の矜羯羅童子はやさしい心を持つこどもで、蓮の花を手にしています。
紅蓮華のような赤い顔をした制多迦童子は強いこどもで元気いっぱい。
二人とも八大童子のひとりです。
三人がにらみを利かせて、八方の厄を払います。
一年の災厄を福徳に変えていただくよう、ご祈念しております。
頒布は元日~月末まで。
午前9時~午後5時
初穂料1000円
郵送希望の方はこちらから(元日より受付)
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